2020.04.22 #59

お二人の直感を重ねて
選び抜かれた
婚約指輪と結婚指輪

POINT

  • 男性のお見立てからスタート
  • 決め手は男性からの一言
  • こころが重なるデザイン選び

 

▽ 初めてのご相談は、男性同士で

 

11月の下旬に、
先週プロポーズしたばかりという男性が
アトリエを訪れてくださいました。

 

 

この日は“いい夫婦の日” デートとして
指輪選びを計画されていたものの、
女性は急なお仕事へ。

 

そんな経緯から、この日は
お一人で指輪を探しにいらしたと
教えてくださいました。

 

実はつくり手の私自身も、
かつてithのお客様として
現在の妻と一緒に、
いい夫婦の日に合わせて
この柏アトリエで結婚指輪を選んだ一人。

 

 

懐かしい気持ちを思い出しつつ、
男性同士の気の置けない
下見の時間が始まりました。




▽ お相手のお好みは?

 

婚約指輪と結婚指輪を
両方探されているとのことで、
早速デザインをご覧いただきました。

 

男性から見て、お相手の女性が
どんなデザインがお好みか尋ねると、
明確なお返事をくださいました。

 

“さりげなくて、可愛らしい”

 

そして、たくさんある指輪の中から
《フォルトゥナ》《ホルン》
《アルベロ》の3種類をピックアップ。

 

 

ニコニコと嬉しそうに
女性のお話をしてくださり、
淀みなくお見立てが進みました。

 

さらに、
女性は紫がお好きで9月生まれ。

 

そんなご縁から、男性は
9月の誕生石であるピンクサファイアに
惹かれていきました。




▽ ご自身の好みも、取り入れて

 

そして、結婚指輪選びへ。

 

お二人で身に着ける指輪なので
改めて男性のお好みを伺うと、
シャープなデザインが好みだそう。

 

指輪が詰まったリングBOXから、
4種類の候補が選ばれました。

 

 

コンビカラーや、V字のフォルム。

 

スッキリしているだけでなく
上品さも感じられるデザインばかりで、
女性と一緒に身に着けることを
意識して選ばれたのかな、と
男性の優しさが感じられました。

 

この日の指輪選びは、ここまで。

 

男性の思いが伝わり、
心が温まる初めてのお打ち合わせでした。




▽ お二人揃ってのご来訪

 

そして約1ヶ月後、クリスマス目前に
お二人がアトリエを訪ねてくださり、
女性と私も初対面を果たしました。

 

 

前回、男性がピックアップなさった
婚約指輪と結婚指輪をお見せすると、
女性からの一言。

 

「さすが、私の好みを把握してるね!」

 

男性のお見立てがぴったりだと分かり、
私にとっても嬉しい瞬間でした。

 

100種類以上ある他のデザインにも
目を通していただいたものの、
男性が選ばれた3種類のうち
《ホルン》《アルベロ》が候補に残りました。





▽ お互いへの思いととも選ぶデザイン

 


《ホルン》は、カーブがエレガントで
指を綺麗に見せてくれる、
ダイヤとプラチナの清らかな
王道のブライダル感漂うデザイン。

 

 

《アルベロ》はユニークで
デザインも色合いも珍しく、
ピンクサファイアが目を引きます。

 

「こっちの方が君らしいよ」

 

男性がそう言いながら
迷いなく《アルベロ》を示すと、

 

「こっちにします、
彼と私の直感を信じます」

 

女性は照れながら
男性の言葉に寄り添われました。

 

結婚指輪には、男性が選ばれた
コンビカラーをベースに
女性好みの繊細さも取り入れ、
《アルページオ》が選ばれました。

 

 

ピンクゴールドがお気に入りの
女性に合わせて、配色はお揃いに。

 

 

男性の指輪は、ピンクゴールドの部分に
マットな質感を加えて
落ち着いた印象にお仕立てしました。

 

 

 

▽ お二人の気持ちを、指輪のかたちに

 

結婚指輪を探し始めると、
普段はあまり意識していない部分まで
お二人ご自身について
深く掘り下げる時間が生まれます。

 

 

お二人が指輪を選ばれる過程は、
お互いへの思いを確かめ合うような
こころが温まるひとときでした。

 

指輪選びで発揮した
お二人の冴えた直感力で、
幸せな人生を拓いていってくださいね。

 

 

[関連FAQ] Q.3-8 気に入るデザインがあるか心配です Q.2-2 セミオーダーはできますか?

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