2017.12.18 #24

家族のような雰囲気を纏う
婚約指輪と結婚指輪

POINT

  • 内緒で仕立てた想い溢れる婚約指輪
  • 異なるシェイプに槌目模様とゴールドでおそろい感を
  • お二人の暮らしに息づく指輪に

プロポーズのお手伝いから
お二人のための結婚指輪づくりまで、
人生における特別な時間に
寄り添えることは、
つくり手にとっても
ithというブランドにとっても
最良の喜びです。

そんな嬉しいエピソードをご紹介します。
-----

女性の雰囲気と男性のお好みを組み合わせて


最初に男性がアトリエへ
いらしたのは、真夏の7月でした。

婚約指輪はいらない、
という交際中の彼女。

それでも、
“せっかくだから作ってあげたい”
という思いから、
内緒で指輪を仕立てることに。

途中で見せていただいたお写真には、
ショートカットにカジュアルな
着こなしの女性のお姿。

男性は当初、オーソドックスな
デザインをご検討でしたが、
四角いダイヤモンドと、
丸みのないリングデザインが
特徴の《ピオージャ》をご提案しました。

“こういうの、好きそう!”と、
イメージが具体的に。

色々なリングを比較するなかで
男性ご自身が気に入った
細かい槌目模様や、
肌に馴染むゴールドを組み合わせ、
夏の間に男性へご納品しました。

槌目模様とゴールドで統一感を


その後しばらくを経て、
めでたくお二人揃っての結婚指輪づくり。

お二人の順調な交際はもちろん、
“婚約指輪と重ねて着けられる
結婚指輪を”というご要望が
つくり手としてもうれしい
気持ちでいっぱいでした。

男性は婚約指輪選びで
気に入った《槌目 秋》を。
女性はゴールドとプラチナの
2色使いの《マルテロ ウーノ》
を選ばれました。
この指輪には、普段は見えない
内側に槌目模様が施されています。

婚約指輪と結婚指輪がペアで2本。

3本すべて、ゴールドには同じ槌目模様。
異なるデザインなのに、
どことなく似通う
家族のような雰囲気が漂います。

迎えた11月のご納品日、
結婚指輪を受け取りにいらしたのは
ご夫婦となったお二人でした。


お二人の暮らしに息づく指輪に


お二人の交際記念日は8月10日、
それをひっくり返して
10月8日にご入籍なさいました。

その大切な記念日は、
お二人の指輪の指に触れる部分に
しっかり刻印されています。
添えたエメラルドとムーンストーンは、
記念月を表す宝石です。

ご納品後にいただいた
メッセージもまた
こころ温まるものでした。

“昨日改めて指輪をながめていたら…、”

お二人の暮らしに指輪が
息づいたことがうれしく、
真剣に選んだ指輪は
お二人の気持ちの証なのだと感じました。

この投稿をシェアする

家族のような雰囲気を纏う婚約指輪と結婚指輪