2017.12.21

思いやりから生まれた
あたたかな結婚指輪

POINT

  • 別々の形にマットなテクスチャでペア感を
  • 刻印と誕生石で一生の思い出づくりを

二人の意向を重ねてつくる結婚指輪。
好みのあうとこと、違うとこ。
ペア感重視か、個性重視か。

お互いの好みや価値観をひとつひとつ
紐解きながら二人の納得点を導いていく
ithの指輪づくり。

お互いを尊重しあう
ご夫婦のあり方を象徴するような
素敵な指輪づくりの事例をご紹介します。

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“シンプルだけど、
何かアレンジの効いた指輪があれば”

”お揃いにはこだわらないけれど、
結果的に同じになったらラッキーだね”

そんなご要望とともに
お二人の指輪選びがスタートしました。

マットな質感でペア感を


選んだ指輪のデザインは、お二人それぞれ。

男性は《ヴィバーチェ》という
流線を描くように面が切り替わるものを。

そして女性の《メビウス ウーノ》は
中心にキュッとひねりが加わり、
リボンのようなかたちがお気に入りに。

先にデザインを決めた男性の指輪は、
ごく緩やかに螺旋を描きながら
3つの面が切り替わるデザイン。

マット加工と鏡面加工の組み合わせが
面の流れをより際立たせます。

女性は《メビウス ウーノ》に合わせて
マット加工を諦めようかと迷われましたが、
リングトップのひねりにマット加工を
施すことで、男性のリングと近しい
雰囲気を出すようご提案しました。

お二人が好きなテクスチャーは、
“ホーニング”という表面加工。
輝きを抑えた潔くマットな質感が
つややかな鏡面との組み合わせで互いを引き立てます。

デザインが違うと言っても、どちらも
なめらかな曲線が特徴のリングです。

お仕立てした指輪は、
ほんのり温もりを感じさせる色味と
ツヤとマットの質感のコントラストが
近しい雰囲気を醸し出すものとなりました。

刻印と誕生石で一生の思い出づくりを


リングの内側には“私からあなたへ”
を意味するイニシャルとお互いの誕生石を。

また、大切なご入籍日を彫り込みました。

ねこ好きなお二人は、
“にゃんにゃんの日”として
22日を選んだと教えてくださいました。

11月22日といえば、いい夫婦の日。
この大切な記念日に、お二人へ
指輪をお渡しすることができました。

お仕立てした指輪のように、
お互いを尊重しつつも、
お互いに歩み寄りながら
お二人らしいご家庭を築かれるのだろう。

そんな予感とともに、
ご夫婦となったお二人をお見送りしました。

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ithでは、
私たちつくり手が選任の担当として
お客様のお好みやご要望を伺いながら、
お二人のストーリーを込めた結婚指輪を
ご提案します。

最初はイメージがなくても大丈夫です。
お二人らしい指輪を一緒に見つけて
いきましょう。

アトリエでお待ちしています。

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思いやりから生まれたあたたかな結婚指輪