お仕立てする指輪を通じて、
末永くお客様の人生に関わっていきたい。
オリジンである女性職人高橋の想いは
今でもith全体に息づいています。
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プロポーズに備えた婚約指輪
アトリエで初めてお出迎えした初夏、
ご相談にいらしたのは男性お一人でした。
一緒に暮らす女性に内緒での、
プロポーズに備えた指輪づくり。
お相手の雰囲気や普段の装いに合わせ、
婚約指輪をお仕立てしました。
ゴールドのリングアームには、
緑・紫・そしてブルーの
エメラルド・アメシスト・サファイアを。
女性のお好みをよくご存知で、
寒色系の宝石で華やかな個性を
盛り込むことができました。
メッセージを刻んだアニバーサリーリング
さらにアニバーサリーリングの
《ピオージャ》のお仕立ても承りました。
カラーストーンの指輪に引き続き、
指に触れる指輪の内側には
愛情溢れる英語のメッセージが
彫り込まれています。
お互いの個性にペア感を加えた結婚指輪
そして、初めて男性にお会いしてから
2回目となる夏の盛りに、
お二人のための結婚指輪の制作を
お任せいただくことになりました。
男性とお会いするのも
6回目を数えたこのとき、とうとう
初めてお相手の女性とお会いしました。
お二人揃ってのお幸せそうなご様子を
お見受けできたとても嬉しいひとときでした。
また、男性のために指輪を制作するのも
初めてでしたが、オーダーメイドを
気に入ってくださりデザインについても
事前にいろいろと考えてきて下さいました。
男性は輪と輪がつながった
2連のデザイン《ジュメーリ》を。
女性は輪彫りで模様が刻まれる
《アニス》のデザイン。
別々のデザインがベースですが、
リングを反転させると…、
男性のリングにも1パターンだけ
女性とお揃いの《アニス》の模様が
彫り込まれています。
女性は婚約指輪とは趣向を変えて、
プラチナベースに暖かな色味の
ルビーをあしらうお仕立てです。
彫り模様と交互に3石、こちらも
オリジナリティたっぷりです。
デザインの異なるお二人の指輪ですが、
ゴールドとプラチナの指輪に
アニスの彫り模様が同じく輝きます。
とても素敵な笑顔と、
“また、記念日など節目ごとに来ます”との
お言葉をいただきました。
男性は、結婚指輪のご納品までに
11回も吉祥寺アトリエへ
足を運んでくださいました。
指輪のお手入れなどで、これからも
お二人仲よく楽しみに
アトリエを訪れていただけますように。
