ブライダルリングの地金素材は、プラチナかゴールドと決まっているの?



ジュエリーは、プラチナゴールドばかり

 

お手持ちのアクセサリーは、どんな素材でできていますか?手頃な価格のシルバーは、明るく輝きデザインも豊富ですが、ブライダルリングとして見かけることは少なめですよね。

 

ジュエリーショップに並ぶ指輪は、プラチナもしくはゴールドが一般的で、いずれも値が張ります。これらは“貴金属”と呼ばれる希少性の高い8つの元素に含まれます。地球上に存在する量が少ないため、高値で取り引きされているのですね。加えて貴金属は、腐食に強く変質しにくい特徴をもつため、ジュエリーとして長く愛用するのに適しています。




硬くて柔らかいプラチナゴールド

 

とは言え、安価で手頃な素材は他にもあります。そんな中でも、プラチナゴールドがジュエリーに選ばれるのは、硬いだけではなく柔軟性も備えているから。

 

ジュエリーは、曲げたり伸ばしたりしながらデザイン通りの形を作り上げます。このときに、硬いだけだと耐えきれずに折れてしまうことがあります。加工のしやすさは柔らかさが、耐久性は硬さによって生み出されます。

 

プラチナには“粘性”があるため、ダイヤモンドを支える1mm以下の細い爪などに加工しても耐えることができます。

 

また、ゴールドには“展性”といって伸びる特性があります。この特徴が生かされているのが金箔で、薄さわずか0.0001mmのシート状にまで引き伸ばして加工することができます。







純度が高ければいいの?

 

ゴールドならば18金もしくはK18、プラチナならばPt900やPt950といった表記をご存知の方も多いでしょうか。これらは、それぞれの素材の含有率によって表記に決まりがあります。

 

実は、強度を保つには純粋なゴールドプラチナのままでは柔らかすぎて不向きなのです。それぞれ、別の金属を一定量混ぜて強度をプラスした状態でジュエリーとして加工されます。




プラチナの純度

 

Pt900ならばプラチナの純度は90%です。他の金属を10%混ぜることで強度がアップしています。またPt999とは純度99.9%以上のプラチナを指します。科学的に純度100%のプラチナは存在しないという前提から、もっともピュアなプラチナと言えますが、柔らかさと黒みがかった色からジュエリーにはあまり用いられません。

 

尚、含有率が高いほどアレルギーを起こしにくくなります。プラチナ自体は、アレルギーを起こしにくい素材であるため、プラチナに混ぜた他の金属によりアレルギーが引き起こされるケースが多いのです。




ゴールドの純度

 

K24は、純度100%のゴールドです。よく耳にするK18は純度75%で、以下数字が小さくなるに従い純度が下がります。

 

純度が高いものは希少価値が高く、低いものは硬くて強度が高まります。ゴールド以外の素材の比率が高まるデメリットは、その他の素材の変色や、硬さ故に割れてしまうリスクが高まることです。




結局、どれを選べばいいの?

 

さて、いろいろ学んだところで、改めて婚約指輪結婚指輪に適した素材について考えてみましょう。

 

ひとつは、変形・変色・腐食に強く素材として安定していること。さらに、希少性が高いことによる貴金属としての価値が価格に反映されることがわかりました。両者のバランスがよいと感じるものが、選ぶ方にとって価値の高いものと言えるでしょう。

 

ithでご用意しているのは、プラチナ950・K18イエローゴールド・K18ピンクゴールド・K18ホワイトゴールドの4種類です。(一部のモデルにK18シャンパンゴールド・K18ライムゴールドを含みます) 末永くご愛用いただくため、耐久性と美しさにこだわって選ばれています。




|ithのプラチナ素材|

 

|ithのゴールド素材|




素材を知ると、婚約指輪結婚指輪選びに安心感が生まれます。お気に入りの素材を見極めた、ご自身らしい指輪選びが叶いますように。

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