2025.05.12 梅田

ピンクダイヤモンドとルビーが映えるように、宝石を主役にした結婚指輪

桜のように優しく光るピンクダイヤモンド

艶やかな鮮赤色が美しいルビー

 

今回は、

一般的な無色透明のダイヤモンドではなく

カラーストーンデザインに取り入れたお二人の

指輪に込めた思いと、このデザインに辿り着くまでの

ストーリーをご紹介いたします。

 

それぞれのこだわり

"人と被りたくない"お気持ちがあって

オーダーメイド結婚指輪を作りたいと

最初にお話ししてくださいました。

 

ithのデザインを見ながら

熱心に相談をされていたお二人。

どんどんと理想やこだわりが溢れてきましたね。

 

 

お二人のベースとなったのは《リボンウーノ

表面に加工をアレンジしたかったため、

派手になりすぎないように

形はシンプルなものを選びました。

 

男性の指輪

 

表面のメーゼ加工とミル打ちは女性とお揃いに。

“マットだけど、ちょっとキラキラする加工”の希望に

ithオリジナルのメーゼ加工がぴったりでしたね。

 

お二人にとってご縁のある7月の誕生石

ルビーを左側にふせこみ留め。

 

サンプルを手にはめながら印をつけ、

その位置に職人が石留めを行いました。

 

ここまで詳細にこだわりを出せるのも

ithのオーダーメイドならではです。

女性の指輪

女性は《リボンウーノ》をベースに

フルオーダーメイドで理想を形にしました。

 

指輪探しの中で

ピンクダイヤモンドに魅了され、

ご自身の結婚指輪に留めることを決意。

 

ピンクダイヤモンドの希少性は非常に高く、

ダイヤモンドの産出量のうち、

わずか0.1%ほどと言われています。

 

この神秘的で特別な輝きを邪魔しないように、

留め方や爪の数までこだわりが満載です。

 

たくさんの光を取り込むように、

埋め込むのではなく、5本の爪留め。

可愛らしいお花が咲いているようですね。

ピンクダイヤモンドの選定

宝石との出会いも一期一会。

 

石屋さんのご協力のもと、

ピンクダイヤモンドをいくつかご用意。

 

その中で、一番ピンクの色味が

強いものを選ばれました。

 

宝石は、色味も違えば大きさや形も異なります。

 

すごく悩まれていた女性に

「メーゼ加工を入れるのであれば、

より色の濃いものの方が、

しっかりと存在感を出してくれそうだね」

という男性の後押しで決まりました。

 

女性が悩んでいる時、

いつも男性は一緒に悩み、

ゴールへの手がかりをくれましたね。

ご納品

 

実は、デザインが決まるまで

3度アトリエにお越しくださったお二人。

 

指輪選びにかけた時間と、

ものづくりへの熱い思いが生んだ

唯一無二の結婚指輪になりましたね。

 

ご納品した日の幸せそうな笑顔と空間は、

私にとっても大切な思い出になりました。

 

これからもお二人らしく、

素敵な日々が続きますことを願っております。

 

つくり手 馬場

 

 

 

梅田アトリエ

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ピンクダイヤモンドとルビーが映えるように、宝石を主役にした結婚指輪