新年、明けましておめでとうございます。
2022年が始まりましたね。
外は厳しい寒さですが、
お正月は温かい食べ物がたくさんあって
毎年、ほっこり幸せな気持ちになります。
今回は新しい年の始まりに、
指輪の“始まり”
指輪が生まれる特別な机について
お話します。
心斎橋アトリエに入るとすぐ、
右側に“彫金机(ちょうきんづくえ)”という机があります。
吉祥寺の小さなアトリエから始まったith。
代表の高橋は彫金机の前に座り、
ひとつひとつ手仕事で指輪を作っていました。
現在も吉祥寺にある工房では
職人が彫金机を使い、
心を込めて大切な指輪を作っています。
机の上には、
いくつもの工具が並べられています。
指輪の表面をなめらかにするもの
繊細な彫り模様を入れるもの
サイズを整えるもの
どれも普段の生活では
中々見かけることのない
珍しい形のものばかりです。
机は木で作られているので、
触れると木ならではの温もりを感じることができます。
アンティークで可愛らしさがありつつも、
どこか懐かしさも感じられる彫金机。
近くで見ると、木目がとても味のある風合いです。
入口側から見た時と、
壁側から見た時では少し印象が変わってきます。
アトリエにいらした際には、
壁側からも注目して見ると
職人になった気分を味わえるかもしれません。
興味のある方は、ぜひ見てみてくださいね。
心斎橋アトリエつくり手一同、
今年も皆さまとお会いできることを
心より楽しみにしています。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
つくり手 大林