ご来訪の2ヶ月前にご入籍されたお二人。
「入籍前から同棲していたのでまだ実感が湧きません」
「結婚の実感を抱くために早く指輪が欲しいです」とお話ししてくださいました。
お二人がお探しのものは“一点ものの指輪”。
どのようにして“お二人らしさ”や“オリジナリティ”を表現するか
じっくりお話ししながら見つけていきました。
着け心地とオリジナリティ
着け心地を大切にされていた男性が選ばれたのは《ヴィバーチェ》。
水かきの高さに合わせたカーブがお指にフィットするデザインです。
正面にはシルクのような繊細な輝きが感じられる、
格子状の“メーゼ加工”を施しました。
光沢とマット、二つのテクスチャを施すことで
《ヴィバーチェ》特有のカーブがより際立ちますね。
お二人の想いをダイヤモンドに込めて
シンプルよりも凝っているものがお好きな女性は
デザイン重視で指輪を選ばれました。
雫のような形が他にはないとお気に入りの《アイビー》には
男性とお揃いの“メーゼ加工”を一部に施しました。
そして一番のこだわりはダイヤモンド。
4月生まれの男性と4日生まれの女性にちなんで
4石のダイヤモンドをリズミカルにお留めしました。
お二人らしさを感じられる、一点ものの指輪
お二人ともそれぞれ“一点もの”の指輪となりましたが、
流動的な動きとさらりとしたテクスチャによって
どことなくお揃い感もある一組に。
ご納品時には「やっと実感が湧いてきたね」と
お二人で笑顔になってくださったことを覚えております。
初めてithにお越しいただいてから
もう少しで1年が経とうとしておりますね。
指輪のある生活にはだいぶ慣れてきた頃でしょうか。
またメンテナンスなどのタイミングで
お二人とお二人に馴染んだ指輪とお会いできることを
楽しみにしております。
つくり手 黒坂