お仕事の関係で、ご相談当時は
それぞれ離れて暮らしていたお二人。
ですが、春頃には地元に戻って
新しい生活を始めるのだと
教えてくださいましたね。
ithのことは通りすがりで存在を知って
「今日をずっと待ち侘びていました」と
嬉しそうに話してくださいました。
男性は普段指輪を着け慣れておらず、
お好みを明確にするために
基本知識を身につけながらご試着を進めました。
つくりの違いもじっくりと見比べていただき
一つずつお好みを紐解いていった結果、
《コローレ》を選ばれました。
丸みのある形に繊細なミル打ち、
そしてほんのりエッジを感じる多面がお気に入り。
たくさん着け比べたからこそ
自分らしい指輪に辿り着くことが叶いましたね。
女性がお選びいただいたのは《ミルグレイン》。
アンティークジュエリーのような装いが
とても魅力的なデザインです。
実はカウンセリングにて、
「普段身に着けているファッションリングとの統一感が欲しい」
とご希望されていました。
繊細に刻み込まれたメーゼ加工とミル打ちが
女性の心を掴みました。
ファッションリングと一緒に身に着けていくのが
楽しみな指輪になりましたね。
デザインを決める際に、
お二人はお揃いのデザインも検討されていました。
それでも、各々が心からときめくデザインに
出会えたことを大切に決めることに。
ピンクゴールド、ミル打ち、マット…。
共通の要素がほのかにお揃いを感じさせる
お二人だけのひと組に仕上がりましたね。
指輪をご納品をしてから早くも一年が経ちましたね。
振り返ってみていかがでしょうか。
春が訪れるたびに、ほんのりと思い出して
「楽しかったね」「選ぶの頑張ったよね」なんて
笑顔になってくださったら嬉しいです。
これからもお二人がお二人らしく
ともに人生を歩めますように。
つくり手 松川
