ithにお越しになる前から気になっていた
ithにはさまざまな技法を用いて
数ある中から見つけた
お二人だけの結婚指輪には
それぞれ、季節の名前が付けられていましたね。
冬の凛とした空気を感じさせる槌目
男性のお気に入りだったのは
《槌目冬》という指輪でしたね。
槌目冬は、平らな金槌で叩いたように
指輪の表面にエッジの効いた面が
できるようにお仕立てしています。
エッジの効いた槌目模様にヘアラインという
マット加工を施し
グッと、かっこいい印象に仕上がりました。
春の麗らかな日差しを感じる槌目
女性のお気に入りは《槌目春》という
柔らかな印象の指輪でしたね。
槌目冬と違い、丸みのある金槌で
指輪の表面を叩いたような
柔らかな印象の仕上がりです。
指を動かすと、キラキラと指輪の表情が変わる中に
さらに、キラッと一際輝くよう
ダイヤモンドを1石あしらい
結婚指輪の特別感を感じます。
季節を巡る結婚指輪
”冬がきて春がくるから、ぴったりじゃない？”
と、仰っていた女性の一言や
お二人の誕生日の季節とも
それぞれリンクしていたことも決めての一つでした。
同じ槌目模様の指輪でも
それぞれの好みが反映された
お二人の結婚指輪。
季節が自然と移ろいでいくように
お二人の指輪がどのように変化していくのかも
楽しみの一つです。
これから先、指輪と一緒に
たくさんの季節を巡って
素敵な思い出を重ねていってくださいね。
つくり手 杉浦
