2026年がはじまりました。今年も様々な出会いと指輪ができることを楽しみに毎日を積み重ねていきます。
去年の締めくくり、新しく開発した指輪に名前をつけました。
ithの指輪には全て名前がついているのですが、デザインが決まってサンプルが完成した時にいつも名前を考えはじめます。
指輪にも表情があると私は思っていて、出来上がってから感じる雰囲気や個性を名前に込めています。ぴったりの名前が決まると、とたんに生き生きとして見えるのが毎回の名付けの楽しみです。
例えるとそれは子供に名前をつけるようなもので、たくさんの人から名前を呼ばれることで存在が証明されていくような、その子の人生が始まるような感覚と似ています。
自分ごとですが、昨年二人目の子に恵まれました。赤ちゃんへの最初のプレゼントになる名前。たくさんの候補の中から1つを決めたのに、いざ生まれて出生届を出すとなると本当にこれでいいかな?と思って心配になりました。
でも、赤ちゃんの名前を呼んだり書いたり、由来を誰かに話した分だけ、その子に名前が浸透して現実味が出てきました。この名前にしてよかった、しっくりきた、と思えるのと似ています。
指輪の名前も、つくり手やお客さまのストーリーと混じり合ってithの指輪として定着していく。言葉にして表現することで愛着が湧いてくる。
お披露目の詳しい時期はまだ決まっていませんが、これからの人生を共にする大切な人を思う気持ち、未来に向かう思いを込めた、やさしい名前になりました。
ith 高橋亜結