ゼクシィの調査によれば、98%のカップルが結婚指輪を購入するそうです。
日本でも、いまでは結婚指輪を贈ることが習慣となっていますが、もともとの起源は9世紀のローマです。
ときのコーマ教皇ニコラウス一世が、結婚の証拠として、結婚指輪をつけることを決めたそうです。
1027年の文献には、「そこでは、花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を交換している」とあります。
男性から女性に金を、女性は男性に鉄をというのは、いまも変わらず男性は大変ですね。
素材は、しだいに変色や変形がすくない金やプラチナに移行していきました。
現在でも欧米では、金やホワイトゴールドの指輪が多いです。
日本はプラチナリングが圧倒的ですよね。
習慣は、あっという間にヨーロッパ中にひろがり、13世紀にはすっかり一般化したようです。
当時の木版画などに、マリッジリングの交換シーンが多く残されています。
リングは途切れることのない永遠の絆と考えられました。
またお互いの所有としての枷としての意味もあったようです。
長い歴史と意味を持つ結婚指輪。
大切に選びたいですね。
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