2014.01.18 指輪制作日誌

結婚指輪の刻印とリガードリング

 

夜の刻印作業。

 

刻印は大切な結婚指輪の最後の工程。
刻印を、丁寧に打っていく作業。

 

この作業になるのは、なぜか夜が多い気がする。
最後の仕上げの作業なので、当たり前かもね。

 

静かになった工房で、一文字ずつ刻む作業は、なんだか神聖な儀式のようで、いつも緊張する時間。

 

刻印するメッセージ、文字を彫るのではなく石の頭文字で表現することも。

 

有名なのは、REGARDとDEAREST。

 

この二つを宝石の頭文字で表現すると、

 

 

R Ruby ルビー
E Emerald エメラルド
G Garnet ガーネット
A Amethyst アメシスト
R Ruby ルビー
D Diamond ダイアモンドD Diamond ダイアモンド
E Emerald エメラルド
A Amethyst アメシスト
R Ruby ルビー
E Emerald エメラルド
S Sapphire サファイア
T Topaz トパーズ(や、Tourmaline トルマリン)

 

で表すことができる。

 

これをリガードリングと言って、その昔ナポレオンの妃マリー・ルイーズがはじめてつくって、
それがヴィクトリア時代のイギリスで大流行したとか。

 

石の頭文字で愛の言葉を伝えるなんて、ロマンチックだね。

 

 

 

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