2017.03.20 表参道

V字のフォルムに月桂樹の葉の模様を彫り込んだ結婚指輪



お話をさせていただいていると、"二人だけの特別なリングを作りたい"という強い想いを感じるお二人。


ithのWEBサイトを見て素敵だと思ってくださったのは、月桂樹の葉の模様が入ったErba《エルバ》。


月桂樹の葉には“変わらないもの”という意味が込められています。


昔からマリッジリングによく使われる彫りのモチーフで、“私の想いは永遠変わらない”というお互いを想いやる気持ちが込められています。


この模様を刻むリングの形として、V字のフォルムを選んだお二人。


印象として指が細く長く見えるフォルムであることをお伝えしたところ、女性はV字リングのフォルムにて即決でした。


柔らかくV字にカーブするリングは、優しい印象のお二人にぴったりです。



内側にもオリジナリティを加え、女性が幼い頃から大好きな”くま”のイラストを、手打ち刻印と合わせて打刻。


ご自身で描かれた絵がとても愛らしく、私まで愛着が湧きました。


リングエッジに施された、粒状の装飾はミルグレイン。


ラテン語で“1,000”、つまり“たくさんの”という意味合いのミルと、豊穣・子宝など豊かさを示すグレインの組み合わせです。


結婚生活やご家庭が福々しいものであるよう、お守りの意味合いを託すことができます。



月桂樹のモチーフに込められた意味も、女性が大好きな”くま”のイラストをリングの中にこめることで、これからのお二人に寄り添う特別な結婚指輪になりました。


納品した際、リングを見たお二人の満面の笑顔は私にとっての大切な宝物になりました。




つくり手 中川 愛菜




Male:マリッジリング/Pt900(プラチナ

Female:マリッジリング/Pt900(プラチナ


結婚指輪 Erba《エルバ》



表参道アトリエ

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