プロポーズといえば婚約指輪を贈るイメージが強いですが、近年では指輪以外の方法で気持ちを伝えるケースも増えています。この記事では、プロポーズ時のプレゼントとして選べる、婚約指輪以外のアイテムについてご紹介します。
婚約指輪なしのプロポーズが約半数
ゼクシィが2024年に首都圏で実施したアンケート調査(※)では、プロポーズ時のプレゼントとして婚約指輪を挙げた回答者のうち44.7%でした。次いでネックレスが9.4%、プロポーズリングが7.9%、プロポーズ用の宝石(ダイヤモンドなど)が3.2%と続き、プレゼントなしと答えた方も11.7%いらっしゃいます。
意外と婚約指輪なしでプロポーズする方が意外と多く、プロポーズ以外のジュエリーがプレゼントに選ばれたケースは同調査で25%にのぼりました。
※参照データ:ゼクシィ結婚トレンド調査 2024 首都圏
指輪以外の人気プレゼントアイデア
指輪以外でプロポーズの際に贈られたプレゼントとして、以下のようなものが挙げられます。
※対象者339名 / 複数回答あり
● 花束 (45.1%)
花束はプロポーズの定番アイテムで、他のプレゼントと組み合わせて贈られ多くあります。特にバラの花束は特別なシーンの演出に有効です。
● ネックレス (9.4%)
ネックレスはサイズ選びの必要がなく、さまざまなシーンで着用できることから、婚約指輪の実用性に疑問を持つカップルにも選びやすい特徴を持ちます。大ぶりなダイヤモンドの指輪は着ける機会がないという女性も、ネックレスであれば、日常でも気軽に身に着けられる点が魅力です。
● プロポーズリング (7.9%)
プロポーズリングは婚約指輪とは別物です。パートナーの指輪のサイズや、デザインの要望が分からず、婚約指輪の購入が難しい男性がプロポーズの演出を盛り上げるアイテムとして購入することができます。
1万円台から販売されており、婚約指輪を購入する際の割引サービスが付帯するものや、中には20万円近い本物の婚約指輪を交換可能な商品として販売するブランドもあります。ニーズに応じて選んでみてください。
> ithのプロポーズリング
● プロポーズ用のダイヤモンドなどの宝石 (3.2%)
“ダイヤモンドプロポーズ” という言葉で謳われる通り、指輪なしのダイヤモンドルース(裸石)をプロポーズのプレゼントとして贈る選択肢もあります。婚約指輪を贈る意志をお相手に伝えつつ、デザイン選びはパートナーに委ねられる点がメリットです。
● ピアス&イヤリング (2.9%)
耳元のジュエリーは、表情を明るく華やかに彩ります。高品位なダイヤモンドや色石を用いたピアスは、時代や年齢を超えて愛用できる人生の定番アイテムとして、パートナーに重宝されるでしょう。
● 腕時計 (2.3%)
実用的な宝飾品として、リストウォッチを選ばれる方も。プロポーズのプレゼントよりも、お返しとして女性から男性へのお返しの品として選ばれることが多いアイテムです。
● 婚約指輪以外の指輪 (1.8%)
中には婚約指輪ではなく、結婚指輪やパートナーが好む指輪を贈るケースも。お互いの価値観を理解した上で、既成概念に捉われずにプレゼントを検討できるのも素敵なことですね。
ジュエリー以外のプレゼントのアイデア
体験要素こだわることで、プレゼントなしでも素敵なプロポーズの時間を演出することができます。お二人ならではの思い出の場所や出来事を手がかりに、お相手が喜ぶプランを検討しましょう。
● 旅行
● 思い出の観光地 / テーマパーク / アクティビティ
● 手紙 / アルバム / ムービー
婚約指輪なしのプロポーズ後のフォローアップ計画は?
本当は婚約指輪に憧れているのに、遠慮から不要とおっしゃる女性もいらっしゃいます。要らないつもりが、もらってみたら嬉しかったという声もありますし、婚約指輪の費用を別の用途に充てたいと考える方も。お互いに後悔が残らないよう、プロポーズ後に婚約指輪の購入について改めてパートナーと話し合うことをおすすめします。
話し合いで本音が引き出せそうにない場合、別のアクションからお気持ちを探ってみましょう。
一緒に結婚指輪探しをスタートし、婚約指輪も見てみる
結婚指輪を探しにジュエリーショップを訪れたついでに、婚約指輪の試着を促してみましょう。お相手の本当の気持ちが伺えるはずです。
結婚式や旅行などの計画を立てる
結婚式や新婚旅行の計画を一緒に立てることで、未来に向けた具体的なステップを踏むことができます。予算計画とともに、お相手の価値観を確認しましょう。
婚約指輪なしのプロポーズが成功するケース
婚約指輪への憧れが強い女性の中には、具体的に特定のブランドやデザインの欲しい指輪をすでに思い描いている方もいらっしゃいます。プロポーズ当日に婚約指輪を贈られるイベント性よりも、ご自身で好きなデザインを選びたいタイプの女性には、下記の方法でプロポーズを成功させましょう。
● 一緒に婚約指輪を選ぶケース
特に普段から持ち物にこだわりのある方や、ハイセンスな方には、サプライズプレゼントよりもデザイン選びの主導権を委ねることが喜ばれる可能性があります。
● ダイヤモンドでプロポーズするケース
婚約指輪はもちろん、ネックレスなど他のジュエリーとして身に着けることができます。ダイヤモンドは長期保管が可能なため、お二人のベストタイミングでジュエリー制作を進めることも可能であり将来の楽しみにもつながる選択肢です。
● プロポーズリングでプロポーズしたケース
プロポーズ当日の盛り上がりと、お気に入りの婚約指輪選びを両立させる方法です。パートナーが指輪を贈られることに憧れを持たれている場合は、プロポーズリングを贈ることで理想の体験を叶えることができます。
● 結婚して数年経ってから婚約指輪を購入するケース
婚約指輪選びに消極的になる要因のひとつが、経済的な理由です。高額な婚約指輪を妥協して購入せず、結婚して数年後の節目や記念日に、改めて婚約指輪を贈るカップルもいらっしゃいます。お子様やペットの誕生石を留めるなど、新婚当初とは違うファミリーリングとしての要素を込めることも可能です。
《先輩カップルREAL VOICE》
「当時は指輪を買う余裕がなかったけれど、10年後の結婚記念日にオーダーメイドの婚約指輪を妻に贈りました。あのときよりもっと深い感謝の気持ちを込められました」
固定観念にとらわれず、二人らしいプロポーズで思いを伝えよう
プロポーズの正解は、カップルの数だけ存在します。まずは「これから一緒に人生を歩みたい」という真剣な気持ちが、お相手にしっかり伝わる方法を考えてみましょう。
婚約指輪やジュエリーについて詳しく相談してみたい方は、ぜひithのアトリエを訪れてみてください。落ち着いた雰囲気の中で、指輪についてじっくり相談することができますので、まずはお気軽にご予約ください。