さて、これから両親へ挨拶するときに気をつけなきゃいけないことがあります。 親は細かいところまで見ているものです。良好な関係を続けるためにもしっかりと決めたいところです。これから訪問する場合もどのような一日になるか事前にシミュレーションしておくといいですね。
いよいよ訪問!気をつけなきゃいけないことは?
訪問時は細かなふるまいも意識して。上がるときには靴を揃えたり、意外と忘れてしまいがちなのはお互いの呼び方。ふだんは愛称や呼び捨てで呼んでいたとしても、ご両親の前では「○○さん」といった風にさん付けで呼び合いましょう。ご両親のことは「○○さんのお父(母)さん」と呼ぶのがいいですが、すでに知り合いの場合や相手から言われた場合は「お義父(義母)さん」といったふうに呼び変えてもいいかもしれません。あくまで失礼がないように気をつけましょう。
持参した手土産については、部屋に入ってから親が揃ったら持参した手土産を袋から出し、相手から見て正面になるように向きを変えて渡しましょう。
お菓子など食品の場合は母親に渡し、もしお酒類であれば父親に渡します。
袋は持ち帰るか処分してもらうようにお願いしてください。
結婚の話の切り出しかたについては、まずは天気や季節の話題など世間話からはじめる人が多いようです。
会話がひと段落してから結婚について話題を切り出し、話を進めていきましょう。
場合によっては、結婚に反対されることもあるかもしれません。
もし相手の両親が認めるのを渋った場合は、時間を置いてもう一度訪問しましょう。
もしも理由がある場合には、どうしたら認めてもらえるのかをふたりで考えた上で再挑戦しましょう。誠意をもって努力する姿勢を見せることで考え直してくれるかもしれません。
帰るタイミングはいつが適切?!
最後に悩むのが帰るタイミングですが、食事をする場合は3、4時間程度、しない場合には2時間程度を目安に考えるとよいでしょう。
帰る本人からは言いづらいですので、会話が途切れたタイミングでさりげなく言い出すと◎。
彼女親であれば彼女から、彼親への挨拶であれば彼から切り出すと言いやすいです。帰宅してからはメールや電話でお礼の連絡をしておくと印象が良いです。
できれば当日中に済ませ、2〜3日中に手紙を出しておくと、大人としての気遣いもアピールすることができますので、ぜひやってみてください。
これから一生の付き合いになるであろう相手ですから、良い関係を築きたいものです。緊張する場面ではありますが、仲良くなれれば心強い味方になってくれるはず。互いに協力しあって、無事に了承をもらえると良いですね。