お色直しや二次会では、カラードレスが選ばれることが多いですね。もしかしたら、ウェディングドレスを選ぶよりも、カラードレスのほうが色味やデザインが様々であるため選ぶのが大変かもしれません。 ここでは、カラードレスの選び方のポイントをご紹介します。
カラーについて
大きく分けて言うと、レッド、ピンク、イエロー、グリーン、パープル、ブルーの6色に分けられます。しかし、色味の違い、デザインや素材の違い、ビーズなどの装飾によって、見え方が違います。最初は自分の好きな色や、自分のイメージに合う(かわいい感じ、大人っぽい感じなど)デザインから選んで、試着してみてください。時間があれば、最初に自分が選ばなかった色や素材の違うドレスの試着もぜひしてみてください。肌の色や瞳の色によって、思いがけず似合うドレスが見つかるかもしれませんよ。
季節に合わせて選ぶ
季節にはそれぞれイメージがありますので、それに合わせてドレスを選んでもいいですね。
例えば…
春:パステルカラー、シフォン素材など、明るい軽いイメージ
夏:ビタミンカラーなどの元気な色や爽やかな色、見た目にも涼しげな軽やかな素材
秋:落ち着いた暖色系やベージュなど、ツヤ感のある素材、露出抑えめも
冬:エンジ、紺などの濃い色味、ベロア素材など
他にも、ここ数年の新しいデザインとして、花柄やチェック柄などのプリント柄もあります。お色直しの衣装は自分らしさを演出するツールにもなりますので、自分に似合う、気に入ったものを(できれば妥協せずに)選ぶのがよいと思います。
ほとんどのブランドやお店には、シーズンに合わせて新作ドレスがあるはずですので、そちらも要チェックです。カタログや写真を見てイメージするだけではわからないので、できるだけ試着して、顔写りを確認しましょう。お店の人に了解を得て、写真を撮っておくことも忘れずに。
試着の時はどうする?
試着予約が1回およそ2~3時間として、3~5着くらいは試着ができると思います。1度で決めずに、2度目の試着予約をしてももちろんOKです。
5着着るとして、オススメの内訳はこちら。
・自分の着てみたいドレス…3着
・一緒に来てくれた人が選んだドレス…1着
・衣装担当の人に見立ててもらったドレス…1着
自分が着てみたいと思ったドレスはもちろんですが、自分をよく知る人が選んだドレスや自分を全く知らない人が選んだドレスは、自分の似合うドレスを選ぶのに一役買ってくれるはずです。思いもよらない色やデザインが、着てみたらマッチした!ということもありますよ。
お色直しに効果的な2着目の選び方!
気に入ったドレスを2着に絞り込んだものの、どっちか決められない…など迷ってしまった方に、もうひとつアドバイスです。それは、披露宴の時間帯に合わせる、という選び方です。
窓のある会場なら、太陽の向き、夕日、夜景も、雰囲気作りには重要ポイントです。
お色直し~再入場の時間が…
・午前~お昼の太陽の出ている時間…明るい元気な色、淡い色や原色のものが映える
・太陽が沈む夕日の時間…落ち着いた雰囲気の素材、反対色のグリーンやブルーなど
・陽が沈みきった夜景の時間…光沢のある素材、反射するスパンコールなどの装飾
また、会場のテーマカラーが先に決まっているなら、その反対色を選びましょう。色が同化して、埋もれてしまわないためです。ドレスを先に決めたなら、会場装飾や装花を反対の色味にすればよいですね。
和装へのお色直しは、時間がかかるからためらってしまう…という方には、着物ドレスもオススメです。ヘッドドレスやブーケも和風のものにして、個性を演出しましょう。
また、お色直しにデザインの違うウエディングドレスを選ぶ人もいます。同じ白でもデザインが全く違うタイプなら、ヘアスタイルやブーケも変えてイメージチェンジをゲストに楽しんでもらうのも素敵ですね。
どうしても2着とも気に入ってどちらか一方には決められない!という方は、2次会での衣装にしたり、前撮りフォトで着てもよいかもしれませんね。
参考資料
ありがとうの気持ちを贈るハッピーウエディングBOOK/高橋書店