相手のお家へ訪問する際には、必ず手土産を持参しましょう。何も持たずに行って「手ぶらで来たわ。」と評価を下げてしまってはもったいないですよね。親の見る目は減点方式だと思いましょう。ここではさらに加点してもらえるような手土産選びのポイントをご紹介します。
必ず地元で用意しよう!
相手のお家の最寄などで買うと、間に合わせに買ってきたという印象を与えてしまいます。必ず地元であらかじめ買っておくようにしましょう。
相場は3000~5000円が目安です。あまり高価なものだと気を遣わせてしまうので気をつけましょう。日持ちのするものや個別包装のお菓子が無難ですが、相手側の好みのものを選ぶのがベスト。そのため、事前のリサーチは必須です。甘いものは好きだけど和菓子のほうが好きor洋菓子が好き、お酒が好き、など好みに合ったものは好感度アップになりますね。
逆に、相手の苦手なものを選んでしまうと、どうしたらよいか困ってしまいます。甘いものは好きだけど餡子は苦手、お酒は家ではあまり飲まない、などNGリサーチもしっかりしておきましょう。他に生ものも避けるようにしましょう。たとえ相手側の好みでも、食べるタイミングなど都合がありますから、挨拶時にはやめておいたほうがよいでしょう。
もし、自分の出身地の名産品があれば、それを選んでもGOOD。それをきっかけに、地元の紹介をしたりなど、話題がひろがります。
渡すとき、なんて言ったらいいの?
『親への報告と挨拶』の項目でもご紹介しましたが、手土産を渡すときはなにか一言添えたいものですよね。
よく「つまらないものですが…」という言葉を耳にします。謙遜して使う言葉ですが、しかし今回は結婚の挨拶です。つまらない、という言葉も耳障りが気になるところ。
「ささやかですが…」「お口に合いますかどうか…」「私の地元で有名な○○なのですが…」「○○さんにお好きと伺いましたので…」といった話し始めはいかがでしょうか。「お茶請けにしてください。」「ぜひお召し上がりください。」と、文末まで言えるとよいですね。
ここで、もし話題が広がらなくても気にしないようにしましょう。
本題は結婚を認めてもらうことです。自分の人となりを知ってもらい、ふたりの結婚を受け入れてもらうための時間であることを忘れずに、落ち着いて受け答えしましょう。
(参考資料:ありがとうの気持ちを贈るハッピーウエディングBOOK/高橋書店,ウェディングのマナーとコツ/Gakken)