2017.06.11 大宮

二人だけのかたちとして、ひと味違うことを大切にした結婚指輪


お二人は「ithへ来る前に職場や電車の中で、皆がどんな結婚指輪をつけてるのか事前に観察してきたんです」と、話してくださいました。


多くの方の左手の薬指を観察すると、シンプルで光沢のある結婚指輪をたくさん見かけたご様子。


“人とは違うリング”がいいから、つや消しで仕立てたい”というご希望が挙がりました。


普段リングやアクセサリーなどを着けないという男性も、“なるべく指に馴染ませたい”と、女性と同じつや消しをご希望でした。



キラリと輝く光沢のリングよりも、手仕事感の温かさを大切に考えるお二人が選んだ形はTsutime Haru《槌目 春》。


金槌の中でも、先端の丸い“芋槌”を使い、1面1面手打ちで作られたこの槌目模様がお二人のお好みでした。


女性はつや消しの風合いにこだわり、リング表面に細やかな線が入るヘアライン加工でのお仕立てです。


“手仕事感や温かみをさらに感じられるように”と、こだわりを込めました。


男性はヘアラインよりもさらにマットなホーニング加工に。


リング幅は広めの3.0㎜に調整することで、槌目をより目立たせました。


つやの消し方は違っても、しっかりお揃い感のあるリングに仕上がりましたね。



「夫と共に、ithで結婚指輪を作ってよかったねと話しております」と、ご納品後に温かなメッセージをいただきました。


ひとつひとつ手作業で作られる結婚指輪と同じように、お二人の手で作る未来が笑顔と幸せに満ちた日々となりますよう祈っています。




つくり手  平島 郁美




Male:マリッジリング / K18WG(ホワイトゴールド)
Female:マリッジリング /K18PG(ピンクゴールド)



結婚指輪 Tsutime Haru《槌目春》

大宮アトリエ

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