HPで見つけたアンティークなデザインを気に入ってくださり、
ithへ訪れてくださったお二人。
一生に一度の指輪選び、
お二人が納得するデザインに辿り着くまで、
アトリエへ何度も足を運んでくださいました。
誕生石をお留めした婚約指輪
丸みのあるフォルムやカーブの形状がお好みの女性。
《ムーン》を選ばれました。
中央のダイヤモンドを"月"、
サイドストーンを"星"に見立てたデザインです。
お二人のご入籍月である12月の誕生石、
”タンザナイト”をサイドストーンにお留めし、
より特別感のある婚約指輪に仕上がりました。
質感と色がお揃いの結婚指輪
ご試着を進めていく中で、
少しずつお好みの違いが出てきたお二人。
お揃いのデザインでも悩まれていましたが、
これから一生を共にする結婚指輪、
それぞれのお好みの形状でお仕立てすることに。
エッジのあるフォルムや、
2面性のあるデザインがお好みの男性。
選ばれたのは《マルカート》
幅を太くし、より指に馴染むようアレンジ。
動きのある形状もお好みだった女性が
最終的に辿り着いたのは、
HPで見て気になってくださっていたデザインで、
繊細に施されたミル打ちと、
アンティークな雰囲気がお好みのポイントでしたね。
「婚約指輪は特別な時にだけ身につけたい」
とご希望のあった女性。
2本で重ね付けした時の印象よりも、
結婚指輪だけを身につけた時の印象が大切でしたね。
ダイヤの数を増やし、より華やかなデザインへアレンジ。
表面に施したメーゼの質感と、
地金の色を男性とお揃いにすることで、
形は違ってもお二人らしいペアに仕上がりました。
ご納品
それぞれ形の違う、3本の指輪。
ご納品の際、お二人のお手元にぴったりと馴染んでいたことが、
今でも印象に残っています。
これから先も、お手元の指輪が
お二人を優しく包み込むお守りとなりますように。
末永いお幸せを、アトリエより祈っております。
つくり手 岩木川
