全く異なるデザインでも、ダイヤモンドの留め方ひとつで “ペア感” を感じることのできる結婚指輪を。
そんなお二人の、こだわりの結婚指輪をお仕立てしました。
女性にとって譲れないポイントは、四角いプリンセスカットのダイヤモンド。 “普段の服装に合い、自分に馴染むリング” にしたいというご希望がありました。
そんな女性が選んだのは、リング全体に強弱のある縦ラインが彫られたPioggia《ピオージャ》というリング。繊細な彫り模様と、表面加工は程よくマットな質感の仕上がりが特徴。
つや消しの中に、一石のダイヤモンドが主張する結婚指輪が完成しました。
男性は、シンプルなデザインが好み。
フォルムは女性のリングに合わせた平打ちタイプで、表面は光を優しく取り込むヘアラインでお仕立てしました。
“このデザインをベースにどうにか女性のリングとのペア感を出せないか”と、男性からのご要望がありました。
ダイヤモンドでお揃いのペア感を出すことができると思い、小さな丸いダイヤモンドを、四角く見せる ”マス留” で制作することをご提案し、女性のリングと一緒の要素をつくりました。
完成したリングは全く違うデザインだけど、お二人だけの特別でお揃い感のある素敵な結婚指輪に仕上がりましたね!
ご夫婦になっても好みはそれぞれ。
その違いも大切に、お二人だけの特別なかたちがみつかるよう、これからも結婚指輪選びの素敵なお手伝いが出来たらなと思います。
これからも末永くお幸せにお過ごしください。
つくり手 増原 美紅
Female:マリッジリング/Pt900(プラチナ)
Male:マリッジリング/Pt900(プラチナ)