”ithで結婚指輪をつくりたい”と名古屋からご来店いただいたお二人。
はじめはシンプルなフォルムがいいけど表面にテクスチャーが欲しい、つや消しがいいとおっしゃられていましたね!
お二人がお選びになったのは、もともと気になっていた槌目模様のリング。
男性ははじめから気に入っていたTsutime Aki《槌目秋》と、女性はたくさん悩まれてTsutime Haru《槌目春》。
槌目模様は1つ1つ叩きながら面を出していきます。手仕事感があり、とても温かみのある技法です。
Tsutime Haru《槌目春》は1つ1つの面がキラキラと温かい輝きです。
Tsutime Aki《槌目秋》はTsutime Haru《槌目春》より細かな小さな面でできています。遠くから見ると比較的、シンプルにみえますが、たくさん重なりあって槌目模様が施されているので、クラフト感があるデザインです。
質感もつや消し仕上げと光沢仕上げでたくさん悩まれました。
最初はつや消しがいいとおっしゃっていたのですが、お色味をホワイトゴールドの光沢仕上げにすることでシックなお色味に。
ホワイトゴールドはシルバーのお色味でも少し黄色味がかったお色です。ですので光沢感があっても、存在感が出過ぎず肌に馴染むお色味をしています。
リングの内側には手打ちの刻印で、ご入籍日の年と月の誕生石”アメシスト”の石を留めて、お二人の名前をお入れしました。
手打ち刻印は一文字一文字お入れするので、とても温かみのある刻印です。
そして、内石の”アメシスト”は『愛の守護石』や『真実の愛を守りぬく石』という意味があり、お二人の愛を見守ってくれています。
おかえりになる際、男性がまさが”名古屋からリングをつくりに東京に来るとは思いませんでした!”とおっしゃていました。
そんなお二人の大切な結婚指輪つくりを、お手伝いできたこととても嬉しかったです!
また東京へお越しになった際は【ith】へ遊びにいらしてくださいね。
お二人の末永い幸せを祈っております。
つくり手 青山 夏子
Male:マリッジリング/K18WG(ホワイトゴールド)
Female:マリッジリング/K18WG(ホワイトゴールド)