初めてお会いした日は、
ふらっと何気ない感じで
アトリエを訪れてくださったお二人。
「大切な指輪だから、
たくさん探して回ろうと思います」
お話を伺うと、
その日に指輪を探し始めたばかりだと
教えてくださいましたね。
生涯身に着ける指輪だから、
着け心地を大切に選びたい。
そうおっしゃるお二人は、
全体に厚みを抑えた
Croce《クローチェ》を選ばれました。
そのうち1粒を、お二人の入籍月である
7月の誕生石・ルビーに変えています。
お気に入りのピンクゴールドの色味と
相性もよく、
結婚指輪らしさとかわいらしさが
両方感じられる仕上がりとなりました。
男性の指輪は、マットな質感が特徴です。
何種類もあるマット加工の中でも、
お気に入りはMese《メーゼ》の
表面に加えられた
細い線を格子状に重ねた質感でした。
結婚指輪らしい上品さを保ちつつ
落ち着いた風合いを施し、
より一層デザインに愛着が湧きましたね。
「このデザインがお気に入りで、
他の指輪を見に行く気には
ならなかったんですよ」
笑いながら
お二人が仰ったこの一言に、
つくり手として
本当に幸せに感じています。
お二人が歩む人生の道のりの中で、
何年経っても薬指には
“これからも隣を歩いていきます”
という思いを込めた
夫婦の証が輝いていますように。
これからも、末永くお幸せに。
つくり手 安藤
Male：結婚指輪《クローチェ》/ Pt900(プラチナ)
Female：結婚指輪《クローチェ》/ K18PG(ピンクゴールド)
