2020.09.07 銀座

形が違う結婚指輪だからこそ感じるお二人だけのストーリー

“女性らしく、かわいい指輪にしたい”女性と、

“着けやすさを重視したい”男性。

 

お二人が選んだ結婚指輪は、

形はそれぞれ違っていても

お揃いの雰囲気を大事にしたデザインでした。

 

まずはじめに、

お好みの形をみつけたのは女性。

 

他の指輪もご試着しましたが、

好みはずっと一つでした。

 

 

 

 

ご試着初めのときから

「すごくかわいい。」と気に入っていたのは、

リボンのような形をした《ドルチェ》。

 

ふっくらとした丸みのある形が、

ミルグレインの愛らしい縁どりを

より引き立たせるデザインです。

 

リボンのように、

指輪の正面がシェイプされた《ドルチェ》。

 

そのシェイプされた側面側に、

ダイヤモンドとガーネットを

お留めするアレンジを加えました。

 

 

 

 

ガーネットは女性の誕生石

 

「自分の誕生石だから、

自分からよく見える位置に留めたい。」

 

そんなご希望があり、

ガーネットは身に着けたときに

よく見える位置を選んだところも

女性のこだわりです。

 

 

 

 

男性の指輪は《クローチェ》。

 

2本の地金が重なり

指輪の正面でクロスする形から、

どことなく《ドルチェ》と並べた時に

お揃いのような雰囲気を感じられます。

 

男性は《クローチェ》の着け心地を

とても気に入ってくださいました。

 

「初めて着けたのに、指に馴染む。」

そうおっしゃってくれましたね。

 

お揃いの形をした指輪にあわせようか

たくさん悩みましたが、

お二人は「それぞれ違うからこそ特別だ」と

お互いに好みの形をお選びに。

 

だからこそ、

地金のお色味と表面のテクスチャを

鏡面仕上げであわせてお揃いにしました。

 

 

 

 

形はそれぞれ違っていても

ふたつの雰囲気をあわせることで

お二人だけの“特別”になりましたね。

 

ご納品のときはお二人とも、

完成した指輪をみてとても嬉しそうに

笑ってくださったことを思い出します。

 

そのお二人の姿が、

なにより嬉しかったです。

 

これから先も指輪をみるたび

お二人が幸せな気持ちになりますように。

 

末永いお幸せを願っています。



つくり手 / 平島 



Male:結婚指輪クローチェ/Pt900(プラチナ)

Female:結婚指輪ドルチェ/Pt900(プラチナ)

銀座アトリエ

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