婚約指輪からご縁をいただき、
結婚指輪のご相談にアトリエにお越しくださったお二人。
様々な形や特徴を持ったコレクションを身につけて、
ぴったりのものを模索していきます。
ご試着の序盤でご紹介して、
最後まで気持ちが揺るがなかったのは《アンダンテ》。
「歩くような速度で」
という音楽用語の意味合いを持ち、
足並みを揃えて
これから二人で歩んで行こうね、という想いが込められています。
2つの指輪の重なりが表現する想い
一見するとシンプルなデザインですが、
そこに詰め込まれたお二人だけの想いの強さは唯一無二です。
男性の指輪の地側(指の付け根側)には
繊細な“ミル打ち”が一周。
お二人の結婚を祝福してくれる人々、
そしてお二人を支えてくれる
たくさんの人々の存在を表すとともに、
制作に携わった職人の息吹も感じさせます。
ミル打ちの“ミル”は「千」を表し、
女性のお名前にも入っていることも決め手の一つでしたね。
女性の指輪のトップには、ダイヤモンドを一粒。
さりげない輝きがお手元を引き立てます。
それぞれの異なるアレンジの加わった《アンダンテ》
二つの指輪を重ねて置くことで
これから二人で支え合っていこう、という気持ちも表現しています。
これまでと、これからを表す3本の重なり
結婚指輪と合わせて、3本の指輪が重なることで
これからお二人が歩んでいく道のりに
目印のように咲くデイジーの花が咲いている情景が浮かびます。
婚約指輪《デイジー》にまつわるブログはこちらからご覧いただけます。
https://www.ateliermarriage.com/column/fukuoka/87036
そして迎えた11月22日。
お二人の新たな門出となる、ご入籍日です。
素敵なお写真もお送りいただきました!
春のうららかな日、
プロポーズのお手伝いから始まったご縁。
ご入籍までお二人の人生に沿うことができたことは、
つくり手としてとても誇りに思います。
メンテナンスで思い出を重ねた指輪と
お二人に再びお会いする日も待ち遠しく感じます。
これからお二人が歩んでゆく道のりの中、
あたたかいお二人の笑顔が絶え間なく続いてゆきますよう、
心よりお祈りしています!
つくり手 岡本