2018.06.14 #32

指輪選びで寄り添う
二人の気持ち

POINT

  • お揃いは難しいと思っていたお二人
  • お互いの好みをアレンジで実現
  • 指輪選びを通じお二人の気持ちも寄り添う

結婚指輪選びは、
結婚を決めたお二人の最初の共同作業。

いままで知らなかったような
お互いの好みや価値観を確認しながら
お二人らしいカタチを探し出す。

そんなプロセス自体が
二人にとって特別な価値に。

結婚指輪の相談をいただく中で
お伝えする“ペア感”にまつわる
エピソードをご紹介します。

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好みが合わないお二人でも


“ペア感は出せないと思います”
お二人は最初そう仰っていました。

実際に試着をしていくと
本当に好みが合わないお二人。
全くタイプの異なるリングが
お気に入りに挙がりました。

想定通りの結果に苦笑するお二人。

“やっぱりペア感を出すのは難しいかな…。”

そういって笑いながらも垣間見える、
ちょっと寂しそうな表情が気になって、
とにかくたくさんリングを
着けていただきました。

そんな中で見つかった
お二人の好みが揃うリングが
Allegro《アレグロ》です。


指輪選びを通じて二人の気持ちが寄り添う


同じフォルムのリングを着けた
互いの手を見て、
“これなら!”と、顔を見合わせた
嬉しそうな表情が印象に残っています。

試着を重ねる中でも、
やっぱりペア感を大事にしたいという
思いが高まったお二人。

“二人が好きな、このリングにしよう”

そう心が決まっていきました。

指輪のデザイン決めを通じて、
お互いの考えがわかっていく。
お二人の気持ち自体が寄り添いあう。

ときに、ものを超えた何かが生まれるのも
オーダーメイドの醍醐味のひとつ。
ithがお届けしたいなにかでもあります。

お互いの好みをアレンジで実現


普段からリングを着け慣れた男性は、
存在感のあるリングをご希望でしたね。

大きな手が印象的な男性。
元々のデザインよりも
幅を太くするアレンジを施すことで、
大きな手に負けない、
存在感のあるリングをお仕立てすることに。

またマットと鏡面のコントラストが
おしゃれなリングは、
幅を太くすることで
マット×鏡面の質感の差がはっきりし
よりかっこいい印象に。

ダイヤを留めたいと仰る女性は、
大きさの異なるダイヤを流れるように
彫り留めであしらいました。

また、
男性とは逆にマットと鏡面の
コントラストが苦手と伺い、
マット部分をithオリジナルの
“メーゼ”加工でアレンジ。

“メーゼ”とは、
さらりとしたシルクの布のような
上品な印象のテクスチャ。

程よくキラッとした可愛らしいリング
が仕上がりましたね。

ご納品の際、
リングを指に通したお二人の表情から
お二人の満足のいく結婚指輪を
つくるお手伝いできたかなと感じ、
緊張から解放され安心感と喜びで
いっぱいになりました。

お互いのリングを、
’似合うね!’
と褒め合う姿はとても素敵でした。

納品後には、
’ペア感のあるリングができて嬉しい’
と、メッセージをいただきました。

お二人らしい結婚指輪選びの
お手伝いができて本当に嬉しく思います。

末永くお幸せに!
またお会いできることを楽しみにしております。

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ペア感の考え方は人それぞれ。

実際に着けることでまた考え方が
変わるかもしれません。

ithでは、
私たちつくり手が選任の担当者として、
お二人らしい指輪探しのお手伝いをします。

お二人だけのペア感ある指輪を探しに
ithを訪れてみませんか。

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指輪選びで寄り添う二人の気持ち