あたたかみを大事にしたセットリング
ithで婚約指輪を制作し、1年後に結婚指輪をおつくりすることになったお二人。
オーダーメイドでお仕立てしたエンゲージリングのサイズ直しを承りました。
エンゲージリングは個性的なV字のフォルム、植物をモチーフにしたFiore《フィオーレ》をお仕立てしました。
マリッジリングは、ストレートでクラフト感のあるMartello uno《マルテロ uno》。
クリーニングやサイズ調整にも対応
結婚を約束するために贈るのがエンゲージリング、結婚した証として身につけるのがマリッジリング。
二つのリングを重ね、一つのセットリングとして同じ指につけることもある結婚指輪と婚約指輪。
実は身につける指に決まりはありません。
二つのリングを重ねるより、
どちらのリングの良さも主張できるということで、婚約指輪のサイズ直しをして、右手と左手でそれぞれに身につけることに。
お仕立てした当初よりも3号大きく、リングサイズをお直ししました。
ithではお客様と末永くおつきあいできればとの考え方、軽微なキズ取りやサイズ変更については可能な範囲で永久保証対応をしています。
リングをつけ慣れない人にとって、2つのリングを別々に身につけることで、手元が華やかになりすぎるのではと抵抗もあるかもしれませんが、
せっかくお仕立てしたエンゲージリングをいつでも気兼ねなく、身近に感じることもできる良さもあります。
このフィオーレは、特にベーシックなソリテールのような形ではなく、
高さを抑えた中石のセッティングと植物の葉をモチーフをしているカジュアルな婚約指輪。
ダイヤモンドが葉っぱの中心で輝き、とても自然体で背伸びしていない品の良さがあります。
お二人の人柄を象徴するような、リングのお仕立てでした。
プロポーズのためにお越しいただいてから、何度もご相談にアトリエを訪ねてくださったお二人。
これからも、クリーニングやサイズの調整が必要になった時、頼りにしてもらえる存在でありたいと思います。