お二人とは、あらゆる共通点の多さに
出会って数分で、
ご相談が大盛り上がりになりましたね。
お二人とは同い年で、
女性は結婚式場で働くブライダルのお仕事。
男性は公務員で、私のパートナーと同じ職業。
女性の職場について伺うと、
なんと共通の友人が働いており、
世間の狭さにとても驚きました。
そんなお二人が辿り着いた指輪は、
お二人の名前にヒントがありましたね。
具体的なイメージがなくても、導かれたデザイン
カウンセリングの段階では、
「結婚指輪らしければいいよね」と、
石の数や、指輪の形など
具体的なイメージは何もありませんでした。
しかし、ご試着を通して
「装飾なしよりは少しデザイン性が欲しい」
「丸みがあって柔らかい印象のもの」
「手元にフィットするつけ心地が良いもの」
など、たくさんのお好みが見えてきました。
そうして選ばれたデザインは、
柔らかいウェーブが
指に馴染む《マルカート》でした。
ただのマットではなく、お二人に由来する加工
ベースの形が決まり、
それだけでも十分お好みでしたが
さらにお二人らしいアクセントを加えました。
実はカウンセリングの際、
お二人同士のお名前にも共通点があることを
お伝えしていました。
その共通点とは、お二人のお名前に、
どちらも「羽」という字が入ることでした。
「実は、羽をモチーフにした指輪もご用意してます」と
お伝えすると、「じゃあ、それにするか?!」なんて、
笑い話をしていました。
そんな「羽」をモチーフにした指輪が、
職人の手仕事感を存分に感じる指輪です。
結婚指輪らしさを大切にしていたお二人には、
この彫り模様を一部分だけ入れることを提案すると、
「良いじゃん!」ととても喜んでくださいました。
カウンセリングで話していたことが
現実になった瞬間でした。
幸せが巡る特別な仕事
お二人の指輪づくりを通して、
結婚式も結婚指輪も、
お二人の関係性や過ごしてきた思い出を、
カタチにするお仕事だということを
改めて実感しました。
毎日、幸せをお手伝いしながら、
こちらも幸せな気持ちになる、
唯一無二のお仕事を、より一層
頑張っていこうと熱が入りました。
そんな想いにさせてくださったお二人には
感謝の気持ちでいっぱいです。
お二人の末永い幸せをアトリエより祈っております。
つくり手 矢嶋