ithの指輪づくりの物語は、
時に思いがけないご縁から始まります。
以前に、男性がお一人で吉祥寺アトリエを訪れ、
素敵な婚約指輪をお仕立てしてくださった
というご縁がありました。
今回は結婚指輪を作りに、
お二人ではるばる横浜元町アトリエへ。
巡る時間と街を越えて紡がれる、
お二人の指輪の物語をご紹介いたします。
こだわりを尽くした、唯一無二の婚約指輪
女性のゆかりの地でのご旅行の際に
プロポーズを計画していた男性。
以前に、その特別な瞬間を彩る指輪として、
最高の一本をつくりにith吉祥寺アトリエへ。
指輪選びで一番悩まれたのは、指輪の“形”でした。
お相手の「ストレートが好き」というお好みと、
「S字のリングはラインが綺麗で、彼女に似合う気がする」
というご自身の直感。
その間で何度も悩み、葛藤されていましたね。
最終的には、
「自分が一番綺麗だと思うものを、自信を持って贈りたい」
という強い意志を貫き、
中指側にさりげなくピンクダイヤモンドをセッティング。
全体のバランスを美しく保つため、
職人とも相談を重ねながら、
小指側と合わせたサイズでお仕立てすることに。
センターに輝くダイヤモンド選びで、
見つけ出したのは〈0.290ct〉のダイヤモンド。
これには、女性の誕生日〈12月9日〉の数字が隠された、
言葉にしなくても伝わる、ロマンチックな仕掛けです。
指輪の内側には、女性の誕生石である
タンザナイトをそっと留めました。
お相手への愛と、ご自身の真っ直ぐなこだわりが
たくさん詰まった婚約指輪になりましたね。
日常への寄り添いと、お好みを大切にした結婚指輪
そして今回は、お二人で結婚指輪をつくりに
山梨県からith横浜元町アトリエへ。
「世界に一つだけのものがいい」
そう話してくださった女性のお隣で、
やさしく様子を見守る男性の姿がありました。
斜め右上がりのラインを指輪全体に入れることで、
見る角度によって輝き方の変化が楽しめる《アレグロアリア》。
少しのキラキラ感がお好みだった女性は
マットではなくツヤにしたことで、
重ね付けをしていない時でも存在感があると
気に入ってくださいました。
重ね付けも相性抜群でしたね。
斜めのラインがカーブにも見え、
細く一周するラインが
シンプルかつデザイン性もありましたね。
カーブの形に憧れがあった男性も
ほんの少しの個性を感じられるところに、
しっくりきてくださいました。
さりげなく込めたお二人の想い
中央に並んだ3石のダイヤモンドが、
風に揺れる藤の花をイメージした《フジハナ》。
藤の花には「時間を超えてずっと一緒」
という意味がありました。
《アレグロアリア》の“アレグロ”には
イタリア語で “陽気に”
そして音楽用語で “速く” の意味があり、
"アリア”には“空気”という意味があります。
目に見えるこだわりだけではなく、
さりげない想いも込められた指輪たち。
お二人の結婚指輪が、
空気の様にこれからの結婚生活に馴染み、
足取り軽やかに永遠にお二人の未来を
一緒に歩いて行けますように。
ぜひまた、お二人と
お二人のお手元に馴染んだ指輪に
お会いできる日を楽しみにしておりますね。
つくり手 田中