青いタイル張りの入り口に、
奥に行くとシックなお部屋の広がる
横浜元町アトリエ。
つくり手として一つ、また一つと
皆さまとの指輪選びの思い出が増えていきます。
今日は横浜元町アトリエのお部屋を巡りながら、
私が担当をした3組のお客さまとの
指輪選びのひとときのお話をしますね。
お二人の“好き”を叶えられるように
アトリエの一番奥、
パイナップルのような照明が印象的なこのお部屋。
それぞれの“一番好き”が
なかなか一致せず、
2つの指輪で悩みに悩んだお二人との思い出。
一生身に着ける指輪だからこそ、
真剣に考えてくださったことが本当に嬉しかったです。
大好きなお花をお手元に
彫金机が目を引くこのお部屋では、
ひまわりをモチーフにした
女性が大好きなひまわりをモチーフにした《ジラソーレ》
お手元に合うように
そして、よりひまわりに見えるように
アレンジを施しました。
「ひまわりの花言葉知っていますか?」と伺うと
「知ってるんですけど、、」と恥ずかしそうに笑う女性。
素敵な愛のこもった花言葉は、男性には内緒です。
お二人を繋ぐ3つの指輪
お次はこだわりの小物が並んだ、
アンティークな雰囲気のお部屋。
「婚約指輪を贈っていないから、
日常使いできるこのデザインで2つ選んだら?」
男性のこの一言で、
ペア感のある結婚指輪と
自分の好みだけを突き詰めた指輪。
両方を身に着けることができた女性の
幸せ溢れる笑顔が今でも忘れられません。
特別な思い出の時間となるように
ithではじっくりとお話をしながら、
お二人の大切な指輪を選んでいきます。
そうして、小さな指輪にもたくさんの想いが宿る。
皆さまとお話する時間、
それはつくり手にとっても、
かけがえのない大切なひとときとなります。
一生の指輪を、つくり手と一緒に考えていく。
そんな時間をアトリエで過ごしていただけると嬉しいです。
つくり手 葛西