結婚指輪のある風景
6月の頭からithの5周年の取り組みのひとつとして、インスタグラムを使った「指輪のある風景」キャンペーンという企画をやっています。
ithでお仕立ていただいた指輪が、お二人の人生の中でどのように輝いているか写真で教えてください!という企画ですが、お客様のご協力の元、普段なかなか見られない素敵で楽しい写真が集まってきています。
Instagramページ:#イズマリッジ
人生と共に歩む指輪
以前のコラムにも書きましたが、結婚指輪というものは究極のデイリーウェアだと思っています。
着け方は人それぞれですが、大抵の人にとってほぼ毎日指に着けるもの、人によっては寝ても覚めても着け続けている唯一のもの。
ithのコレクションリングに、「Andante:(人生を)歩むように」という意味をもつリングがありますが、結婚指輪自体が、まさしく着ける人の人生と共に歩む存在であるとも言えます。
共に歩むからこそ
二人で悩んでつくりあげた指輪に、ドキドキしながら初めて指を通したあの時の喜び。
皆の前で手を重ね誓いあったあの日の決意。
ふたり手をつないで歩いた旅先のあの風景。
指輪はいつも二人に寄り添い、その幸せをそっと見守っています。
仕事がヘビーでくたくたに疲れた帰り道の電車。
夫婦喧嘩して家を飛び出し、むしゃくしゃしながらひとり入ったカフェ。
ふと薬指を見遣ると、
「もうひと頑張り!ご飯つくって待ってるよ!」
「お前も悪いよ、一言謝っときなって。」
良いことばかりではない日々の中で、時に愛する伴侶の分身として、時にドラえもんのような最良の友として、指輪はその時々の心に何かを語りかけてきます。
ながい、ながい人生の様々なシーンで、いつもその人と共に在る。結婚指輪には、だからこその意味もあるのではないかと思います。
今回のInstagram企画も、お客様のリアルなシーンを通じて結婚指輪のそんな一面が感じられたら、という思いもあります。
指輪に宿る物語
代表の高橋は、'毎日身につけられるものであること'という基準を重要なポイントとしてithの結婚指輪をデザインしています。
機能的な面で長持ちする、日々着けても違和感のない着けこごちを追求するというのはもちろんのことですが、その奥には、指輪を着けてから綴られる二人の物語と共に在る、という想いも横たわっています。
そこに至るまでの物語。そこから生まれる物語。
その両方を宿す指輪づくりが 、私たちが考える理想の結婚指輪づくりなのかもしれません。
ith 吉田