【ithのこだわり】一つの原石から生まれる二人だけのダイヤモンド

 

ithは2019年6月に5周年を迎える記念として、日本有数のダイヤモンド卸業者とのパートナリングのもと、「ith Diamonds」というダイヤモンドに関する取り組みを開始しました。

 

「ith Diamonds」とは、ひとつの原石からカットされたふたつのダイヤモンドをお客様にお届けするプログラムです。同じ場所で採掘されたひとつのダイヤモンドの原石を、特別な検査管理方法や加工技術でペアのダイヤモンドとして切り出し磨きをかけ、お二人の指輪へと石留めいたします。

 

ダイヤモンドが私たちのもとに届くまで

「ith Diamonds」の取り組みをより理解していただくために、まずダイヤモンドがどのような流通経路を経て、私たちの手元に届くかを簡潔にご紹介します。

ダイヤモンドの原石は、南アフリカやカナダ、ロシアといった原産地域のダイヤモンド鉱山で採掘されます。写真は世界最大級の鉱山であるロシアのミール鉱山です。この鉱山はロシアのダイヤモンド生産のほとんどを担っています。

これらの鉱山で採掘された原石は、原石販売会社から供給を受ける権利を与えられたサイトホルダーやマーケットを通じて、加工を受け持つ工場へと送られ、そこで様々な検査を受けながらカット・研磨され、宝飾用のダイヤとしての商品価値を高めていきます。

世界最大のダイヤモンドの集積地が、古くからダイヤモンドの取引の中心であったインドです。今でも世界中のダイヤモンドの95%以上がインドでカットされています。そこから世界中の取引所などを経て各地へと流通します。

このような流れを経て日本の卸売会社やインド人の事業者などにより仕入れされたものが日本国内に流通し、私たちの手元に届けられています。



ひとつの原石からカットされたふたつのダイヤモンド

通常のプロセスでは、ひとつの原石からできるだけ効率よくたくさん(商品として扱える)ダイヤモンドを取り出すためにバラバラにカットされ、その後クオリティやサイズなどで選別されていきますが、「ith Diamonds」で取り扱うダイヤモンドでは、あえて効率を追わず原石を贅沢にカットすることで、ひとつの原石からペアのダイヤモンドを取り出しています。

同時に、各プロセスでダイヤモンドの組み合わせが入れ違うことのないよう、固有の番号をふったり、洗浄工程を分けたりと、細心の注意を払い管理されます。このように徹底して管理されたプロセスを経ることで、特別なストーリーを持つダイヤモンドが生み出されていきます。

同じ原石から生まれたふたつのダイヤモンドが、お互いの指輪に輝く。まさに二人だけの結婚指輪にふさわしいオンリーワンのダイヤモンドです。

ダイヤモンドのトレーサビリティ

「ith Diamonds」の取り組みには、もうひとつ重要な意味合いがあります。それはダイヤモンドのトレーサビリティです。

宝飾品として扱われるダイヤモンドの世界では、現在、合成ダイヤモンドや中古ダイヤモンドに関する問題が取り沙汰されています。2019年に入り、世界有数のジュエリーブランドであるティファニー(TIFFANY & CO.)が、ダイヤモンドの原産地情報を公開する取り組みを始めたことで、業界内外におけるその関心度はますます高いものとなっています。

参考)TIFFANY & CO. よくあるご質問 / ダイヤモンドに関するFAQ / ダイヤモンドの原産地情報について 2021年8月24日更新

 

 

合成ダイヤモンドも中古のダイヤモンドもそれ自体が何か問題を持つわけではありませんが、それらが証明なく混在してしまい見分けがつかなくなってしまうことが、大きな問題であると言われています。

天然のダイヤモンドと信じて購入したものが実は合成ダイヤモンドだった、ということが現実に起こりつつあるのです。

私たちは「ith Diamonds」を、美しい物語に着目すると同時に、このトレーサビリティに関するひとつの取り組みとしても位置付けています。

ひとつひとつのダイヤモンドを識別するために、キンバリープロセス証明書と言われる原産地の証明、ダイヤモンドの原石写真や、SARINEデータといわれる原石からカットし切り出すダイヤモンドの設計図のような画像を収集保管します。これらにより、生産地〜加工〜販売流通を通じて、そのダイヤモンドの経路を辿れる仕組みを築いています。

 

またお客様の指輪へith Diamondsを石留めする最終加工は、自社工房のみで行います。こうして、最後まで徹底して混在や入れ違い等の可能性を排除します。

ith Diamondsをお選び頂いたお客様には、これらのプロセスを経た証として、ithオリジナルの証明書を発行します。

 

価値を生み出す取り組みを

小さなアトリエからスタートしたithですが、多くのお客様や関係者の皆様に支えられて成長を続けて参りました。お世話になった多くのお客様や、私たちに期待してアトリエを訪れていただく方々へ、さらに高い価値を生み出しお届けできるよう、ひとつひとつの取り組みを進めていきたいと思っています。

「ith Diamonds」も、世の中に幸せや価値を生み出すひとつになれば幸いです。


ith 吉田

 

 

この記事はいかがでしたか?

回答すると、ほかの方の反応がわかります。
あなたはどっち?

この投稿をシェアする

【ithのこだわり】一つの原石から生まれる二人だけのダイヤモンド