【ithのこだわり】ふたりが主人公の結婚指輪

"ithの指輪の魅力って何ですか?"

アトリエを訪れるお客様から、時折尋ねられる質問です。

女性職人の手仕事から生まれるデザイン、一点もののものづくりなど、色々とこだわりがありますが、その特徴をあえて一言で表すならば、'結婚するおふたりが主人公の結婚指輪’ということではないかと考えています。



おふたりが起点の指輪づくり


歴史ある海外ブランドの多くは、元々欧米の王侯や貴族、富裕層に向けたジュエリーをルーツにしています。その歴史や富、そこで培われた美に対する憧れが、これらのブランドの魅力を生み出しています。

またデザイナーズブランドと称されるブランドもあります。そのブランドのデザイナーが意図したコンセプトとそれに基づくデザインが、そのブランドの魅力をつくります。

当然それらのブランドには、我々プロも尊敬する価値あるものや、独創的で卓越したものも数多くあります。ithも代表の高橋が、自らの思いとこだわりを込めてリングをデザインしています。

歴史あるものや高貴なものに対する憧れ、才能あるデザイナーが作り出したコンセプトやデザインへの共感が、それらのブランドの魅力だとするならば、ithの最大の魅力は、むしろそれらとは対極のところにあると考えています。

それは、他の何かへの憧れや、誰かが生み出した価値に魅力を感じそれに自分たちを合わせていくのでなく、自分たちの好みや望みを考えながらそれに合わせて指輪をカタチにしていく、おふたりが起点の指輪づくり、ということです。

このことを示して、'おふたりこそが主人公の指輪'と表現しています。

また、おふたりが主人公の指輪には、そのひとつひとつに、おふたりならではのストーリーがあります。※stories

このことがithの指輪の魅力であり、私たちがお客様にお届けできる一番の価値ではないかと考えています。



「学び」を通じてもっと楽しめる指輪選び


お客様のお望みに応じてリングをつくっていく具体的な方法が、ithならではのきめ細かいオーダーメイド/アレンジです。

オーダーメイドでの指輪づくりをうまく進めていくためには、お客様が主体的、能動的にリング選びに関われることが大事になってきますが、結婚指輪が一生に一度の買い物であることもあり、必要な指輪の知識や好みを最初から明確に把握している方は、実はそう多くはありません。

そこで、指輪やジュエリーに対する造詣が浅い人でも、存分にオーダーメイドに取り組めるように、ithではひとつひとつのリングを試着しながら、同時に指輪に関する基礎的な知識を学べるようになっています。

スポーツやゲームに例えると理解しやすいかもしれません。ルールや遊び方も分からず参加するより、それらを少しでも学んで参加することで、より没頭して、楽しむことができます。結婚指輪づくりにおいても、それと同じことがあてはまると思っています。

試着してお好みを把握しながら、お客様自身が指輪の作りや特徴について、少しづつ知識を学んでいく。その知識が積み上がっていくことで、指輪選びが初めてのお客様でも、より明確に好みや要望を整理できるようになっていきます。

「学び」というとちょっと重たく聞こえるかもしれませんが、実際にやることは、試着を楽しみながらつくり手と対話していくだけです。その作業を通じお客様に指輪の見方を理解して頂くことで、そのお客様の中に、その人、そのカップルならではの'指輪観'が生まれていく。そして、なによりも指輪選びという経験自体が、ぐっと深く楽しい時間になる。

アトリエでお客様をお迎えしリングづくりに取り組む中で、私たちが見出した指輪選びを楽しむひとつのコツと言ってもいいかもしれません。


お二人のための御用職人のように


これから婚約指輪結婚指輪探しを始める方は一度ithのアトリエを訪れてみてください。ithに限らず他のブランドでも参考になるような、指輪選びの基礎的な知識をお伝えしています。

"色々なブランドを回って指輪を探しているうちに、そもそも何が良いのかわからなくなってしまった"というお客様も是非。

リング選びの基準から一度整理しなおしてみることで、改めて自分たちが指輪に求めているものがはっきりしてくるケースも少なくありません。

おふたりこそが主人公の指輪づくりのために、お役に立てる存在であること。おふたりに寄り添い導く御用職人のようなブランド。それがithのコンセプトであると言ってもよいかもしれません。


ith 吉田

この記事はいかがでしたか?

回答すると、ほかの方の反応がわかります。
あなたはどっち?

この投稿をシェアする

【ithのこだわり】ふたりが主人公の結婚指輪