2021.04.12 新宿

新宿アトリエ 壁紙に込められた想い

新宿アトリエの開放的なエントランスを抜け、

中へ進むとパッと目を引く綺麗な絵画。


一見、額縁に入った絵画に見えますが、

中を覗くと絵画ではなく壁紙になっています。



この壁紙は、19世紀にイギリスで活躍した、

ウィリアム・モリスがデザインしたものです。

新宿アトリエだけでなく、

ithのアトリエにはモリスの壁紙が

たくさん用いられています。


1800年代のイギリスは、

産業革命の成果により工場の大量生産に溢れ、

職人の手仕事の美しさが失われていました。


生活と芸術を一致させようとモリスが行ったのが

《アーツ・アンド・クラフツ運動》です。


モリスのデザインに対する考えやその実践は、

イギリスだけでなく、たくさんの国に影響を与え、

20世紀のモダンデザインの源流にもなったといわれています。



新宿アトリエ2階、円形の個室も

モリスの壁紙で彩られています。


まるで植物図鑑のような

繊細で美しい壁紙です。



モリスのものづくりに対する思いのように、

《たくさんよりもひとつを大切に》

今日もithにお越しくださるお二人の

大切な指輪に携わっています。



新宿アトリエ一同

新宿アトリエ

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