初めにお話を伺ったときは、
“お揃い”にこだわりはないお二人でした。
それぞれ気に入ったものを身に付けたいな」
そんなお二人のデザイン決定に至るまでを
お気持ちの変化と合わせてご紹介したいと思います。
初めに決まったのは質感
まずはそれぞれ自分のお好みを見つけようと、
男性が初めから惹かれていた《フォレスタ》を
ご試着いただきました。
シンプルでありながら、個性的で特別感があるところを
お二人とも魅力に感じてくださいましたね。
素材は、お二人とも結婚指輪らしい“プラチナ”が良かったため、
結婚指輪らしさと、お二人だけの特別感。
お二人の求める指輪像が少しずつ見えてきましたね。
実際に着けて感じた“付け心地”の良い形
次に、様々な指輪の形状を試していただきました。
ここまでは、見た目のデザイン性で
お好みを選ばれておりましたが、
“着け心地”の違いを実感してくださいました。
指の根元まで入るフィット感。
見た目だけではない、
新たなお好みを発見されていましたね。
見た目と着け心地。
どちらも大切にしながらデザインを選び、
滑らかで優しい指あたりが特徴的です。
さらに、手のひら側にも絶妙なカーブを施し、
握っても気にならないほど着け心地がいい形状です。
お揃いがいいと気付いた瞬間
お二人は、着け心地の良い好きな“形状”に
好きな質感の《フォレスタ》を入れることにしました。
実はお二人とも一番好きな形状は違いました。
「お揃いで“フォレスタ”の彫りを入れるなら、
形状はお二人で違っても素敵かもしれませんね」
そうご提案すると、男性から
「ここまで一緒に考えたから、
せっかくならお揃いのデザインにしたくない?」
というお言葉が。
実は女性も同じように、
“お揃いにしたい”という気持ちが芽生えていらっしゃいました。
お二人でたくさん意見を出し合い、
一緒にデザインを考えてきたからこその、
自然なお気持ちの変化でしたね。
一緒に考えて出来上がった“お揃い”のデザイン
最終的にベースは《レガート》に決定しました。
この左右非対称のアームが、
「左が私、右があなたみたいで素敵じゃない?」
と女性がお話しくださったことが、
決め手にになりましたね。
“フォレスタ”の彫りは、
存在感が出るように、幅が太い右側に。
決め手にもなった、二人で一つのデザインになるように、
“鏡面”と“フォレスタ”を半々にしたこともこだわりです。
プラチナの色味と、
フォレスタの彫りで、
お二人だけの“特別感”を。
そして、途中から大切になった
“お揃い”という想いもも叶った、
素敵な一組になりましたね!
ご納品
ご納品の日。
愛犬を連れて、アトリエにお越しくださいました。
お二人の大切な瞬間をそっと見届けるように
お利口に見守ってくれていましたね。
お二人にも無事に指輪をご納品でき、
仕上がりを喜んでいただけて安心いたしました。
この指輪と共に、これからもお二人で手と手を取り合い、
支え合いながら素敵な日々を歩まれていきますように。
つくり手 田中