ithの指輪には、
ひとつひとつに名前と意味が込められており、
コレクションの中には、
音楽用語から名付けられた指輪が数多く存在します。
今回ご紹介するのは、
音楽に携わるお仕事をされているお二人。
ithの“音楽用語に由来する指輪”に心惹かれ、
期待を胸にアトリエを訪ねてくださいました。
楽器を扱う日常に寄り添うカタチ
たくさんの指輪をご試着された中で
お二人が大切にしていたのは、
“くるくる回っても気にならないデザイン”であること。
家事やお仕事、そして楽器を扱う日常の中で、
どの角度から見ても美しく、
違和感のない形を求めていらっしゃいましたね。
そんなお二人が最終的に心を決めたのは《アレグロ》でした。
《アレグロ》の最大の特徴は、
リングのエッジを境に広がる“二つの質感”です。
一面は、柔らかな光を放つマットなヘアライン仕上げ。
もう一面は、光を鮮やかに反射するつややかな鏡面仕上げになっています。
デザインははもちろんですが、
お二人の心を強く掴んだのはその“名前”と“意味”。
音楽がお好きなお二人にとって、
あえての“アレグロ”、
という選択はとてもしっくりきたようです。
速いテンポを味方につけて
イタリア語で
“陽気な、速いテンポ”などを意味する《アレグロ》。
多忙な毎日を送られているお二人へ、
私はこんなメッセージをお伝えしました。
「毎日を忙しく過ごされるおふたりが、
この指輪と共に、足取り軽やかに未来を歩んでいけますように。」
意味をお伝えした瞬間、
お二人の顔にパッと広がった晴れやかな笑顔が、
今も鮮明に心に残っています。
たとえ目まぐるしい日々が続いたとしても、
左手の指輪を見るたびに、
アトリエで笑い合ったあの瞬間を思い出し、ふっと心が軽くなる。
そんなお守りのような存在になれば嬉しいです。
つくり手 鈴木