アメリカと日本でお過ごしのお二人と
指輪をきっかけに出会いがありました。
ご相談のお話をいただいたタイミングが
コロナ禍ということもあり
アメリカにお住まいの男性と、
日本にお住まいの女性。
アトリエでオンラインにて、
ご案内をさせていただきました。
お二人が気に入ってくださったのが《エルバ》
月桂樹の葉が全周に彫られた指輪です。
日本の伝統技法ならではの
和彫りのデザインは、遠く海を渡った男性にも
気に入っていただけてとても嬉しかったです。
職人手の仕事によって生み出さるれ彫り模様
お二人お揃いの《エルバ》
このままでも素敵だと言ってくださいましたが
お二人らしさを指輪の幅に込め
男性リングは、4.0mm幅
女性リングは、2.5mm幅
へ、それぞれアレンジいたしました。
お二人それぞれが、太くすることで
月桂樹の模様がはっきりと見える
デザインとなりましたね。
オンラインでスタートした指輪制作
男性のサイズゲージを日本へお送りいただき
同じ年の7月にいよいよお二人の指輪の制作が始まりました。
オンラインでお打ち合わせを合わせて2回。
初めのお打ち合わせから
女性は、何度もアトリエに足を運んでくださいましたね。
本当にありがとうございました。
指輪だけでなく、お二人のエピソードを
いつも楽しそうにお話しくださる時の
笑顔にとても心を癒されたのを、覚えています。
初めてお会いしてから気づけば季節が変わり11月、
完成したお二人の指輪を、女性へお渡しをさせて頂きました。
お二人が指輪をつけ始めるその日まで
私も待ち通しく思っております。
お二人でつけられる日は
きっと今までの時間も合わせて
特別な瞬間となることと思います。
お二人の絆をこれからは、
指輪が強く結んでくださいますように。
つくり手 田中
