自分に似合うヘアスタイル&メイクを見つけよう

 

ウエディングドレスと一緒に選びたいアイテムはたくさんありますね。その中でもヘアメイクは一番目を引く部分ですので、納得のいくスタイルを見つけたいですよね。

ヘッドドレスを選ぼう!!

ヘッドドレスとは髪飾りのこと。普段のドレスアップにはあまり使わないようなものもあるので、紹介していきますね。

 

・ティアラ
王道のティアラは一番人気があるので、種類も多いです。クリスタルで作られているデザインが多いですが、パールやカラーストーンを使ったものなどバリエーションが豊かです。大きい幅のあるティアラはロイヤルウエディングさながらの華やかさで、大きいチャペルにも映えますね。

・クラウン
ちょこんと頭に乗せるクラウンも人気です。新郎との身長差があまりないから高さ出るアイテムはちょっとためらう…という方も、斜めにつけると高さが抑えられ、かわいらしさもプラスされます。

・ボンネ
あまり聞き馴染みがないという方もいらっしゃるかもしれません。ボンネとはつばのないヘアキャップのようなもののこと。多くは楕円型で、アップスタイルの後頭部にポンと置く感じで着けます。落ち着いたクラシカルな雰囲気を演出できます。リボン型のボンネを斜めに着けたり、大き目のものをアップスタイルの下から着けたり、アレンジも増えています。

・カチューシャ
普段使いにもできるカチューシャ。ブライダル用のカチューシャには、サテンやシルバー、パールを使ったものなど、素材やデザインがワンランク上のものを選びましょう。アップスタイルにもダウンスタイルにも合わせやすく、華奢なかわいらしい雰囲気を演出できますね。

・ラリエット
ネックレスのようなものを額にかかるように頭に掛けるラリエット。オールバックやマリアベールに合わせやすいです。種類は少ないかもしれませんが、個性が出るので人とは違う魅力を演出したい方にはうってつけです。

・生花
ブーケと同じ花材をヘアスタイルに添えます。お花の担当者とも相談して、どういう形にするか決めましょう。近年は花冠も人気があり、お色直しに用いられることが多いようです。生花を使ったヘアスタイルはやわらかい優しい雰囲気になりますね。

 

ドレスに合うヘアスタイルとは?

どんなヘアスタイルが素敵?自分にはどんな髪型が似合うだろう?普段のヘアスタイルと違って、ウエディングドレスと合わせて魅せるにはどうしたらいいか、迷いますよね。 まず前髪をどうするか考えてみましょう。

 

 

・オールバック
前髪を全て上げて額を出したスタイルです。挙式ではオールバックがフォーマルと言われています。オールバックに抵抗のある方は、センター分けにして額を出すスタイルにすると優しい印象になります。

・ポンパドール
前髪をふわっと丸めて上げるスタイル。オールバックと同じく額が出ますが、こちらは丸みがあるのでやわらかい雰囲気になります。リーゼントにも似て見えるので、きりっと感も出ます。

・サイドに流す
近年はサイドに流す前髪を選ぶ方が多いかもしれません。どのあたりで分けるかで印象も変わりますね。額が6割程度隠れますので、少し抜け感もあってオーソドックスにまとめられます。

・下ろす
額は出したくないという方はこちらを選んでみてはいかがでしょうか。いつも通りのスタイルかもしれませんが、素朴な自分らしさをそのままアピールできます。顔が隠れてしまいがちなので、アップスタイルや横髪を耳に掛けるなどしてすっきりとまとめるとよいでしょう。

希望の髪型に合わせて1年以上前から髪を伸ばし始める方も多いと思いますが、前髪もポンパドールやサイドに流すスタイルは長さが必要になってきます。3~6か月前には前髪を伸ばし始められるようにアイテム会で相談したり、早めに打ち合わせができるといいですね。

 

後ろ髪のヘアスタイルパターンは以下の3つ。

 

・アップスタイル
シニヨンや夜会巻きなどでしっかりと上げてまとめるタイプ。カールの毛先を出して動きを残してもいいですね。

・サイドアップ
ポニーテールや編み込みスタイルをサイドに下ろすスタイル。アシンメトリーになるので、片側にちらりと見えるうなじもアクセントになります。

・下ろす
ストレートやカールヘアで下ろすダウンスタイルも女性らしさがあっていいですね。ウエディングドレスのデザインとヘッドドレスとのバランスを考えて、毛先を前に垂らしてもよさそうです。

 

挙式、披露宴、お色直しなど、場面や衣装に合わせてヘアスタイルを変えて、イメージの変化をゲストに楽しんでもらいましょう。新郎側のゲストにも、きっとあなたらしさが伝わるはずですよ。

 

選ぶポイントは写真のスクラップ

選び方としては、ヘッドドレスから選んでも、髪型から選んでもOK。ウエディングヘアカタログや、ネットの画像検索などして、自分のイメージに近いものを探してみましょう。最初はいくつでも目に留まったものをスクラップし、厳選していきます。衣装担当、ヘアメイク担当、お花担当など、プロに相談しながら決めていくのもオススメです。

どういうイメージにしたいのか言葉では伝わりにくいので、雑誌のスクラップやネット画像のプリントアウトはとても役に立ちます。ドレスが決まればドレス画像のプリントアウト、ヘッドドレスやアクセサリーを購入するなら実物を持参して、打ち合わせに臨みましょう。同じ時期にお花の打ち合わせもあると、ブーケや会場装花が決まってきますので、決まったアイテムは必ずプリントアウトしておきましょう。それぞれの担当者に見せてバランスを相談するとうまくまとまっていきますのでオススメですよ。

 

和装のヘアスタイル

和装にはかつらを合わせるスタイルが洋髪にするかの2パターンあります。

 

かつらの場合は簪(かんざし)を選びます。ゴールド、シルバー、鼈甲(べっこう)や、近年は象牙や珊瑚もあるようです。鼈甲が一番格が高いとされていますが、顔写りのよい色味を選べば良いと思いますよ。実際に試着してみましょう。 挙式時は、白無垢には綿帽子か角隠し、色打掛や引き振袖には角隠しを合わせます。 洋髪には、組み紐などを使った和飾りや、お花をあしらってみてはいかがでしょうか。少し和のテイストをいれるようにすれば、ぴったりマッチしますよ。 希望は率直に担当者に相談して、納得のいくスタイルを見つけてくださいね。

 

メイク&ネイルについて

メイクは会場専属のヘアメイクアーティストに依頼する場合がほとんどですが、外部に頼みたい場合はそれが可能がどうかを確認しましょう。別料金がかかったり制約があったり、中には外注禁止の会場もあります。 化粧品にアレルギーのある方は、事前にメイク担当者に伝えておくことも忘れずに。

そのほかの注意点としてはリハーサルメイクについてです。ほとんどの場合別料金ですが、やったほうがいいです。リハーサルをやらないと当日時間に余裕のない中、全てメイク担当者にお任せになってしまいます。ちょっと好みと合わないなと思っても、直す時間はほぼありません。 アイラインの引き具合、口紅の色味など、こだわりのある方もいらっしゃると思います。自分はメイク下手だし、プロに任せるから大丈夫!と安心せずに、どんなメイク、ヘアスタイルになるかを事前に確認しておきましょう。

もうひとつは新郎のメイクについてです。こちらも別料金となる場合がほとんどですが、普段のままの髪型よりもプロに整えてもらったほうがより引き締まります。メイクも薄くファンデーションやグロスをつけてくれたりしますので、写真映りも良くなりますよ。そんなに濃くなりすぎずナチュラルに仕上げてもらえますので、メイクに抵抗のある男性も心配いりません。 自分でセットする場合は、ブラシや整髪料を持って行くのを忘れずに。晴れ舞台にひと手間かけて、きれいに思い出に残しましょう。

最後にネイルについてです。グローブをすると見えないですが、指輪交換や会食のあいだはグローブをはずしますので指先まで見えます。そんなときにきらりと爪が光るととてもおしゃれです。 仕事などの関係上可能であれば、ジェルネイルでアートするとフレンチやグラデーション、ストーンや3Dなどいろいろなデザインから選ぶことができますよ。すぐ落とさなければならない場合、ホワイトやピンクなどのナチュラルなネイルカラーを選んでも清楚ですね。ジェルアートやマニキュアが肌に合わないという方も、トップコートを塗るだけでも、爪にツヤがでてきれいに見えます。 また、ネイルサロンにはハンドケアのメニューもありますので、日ごろの家事で疲れた手をリフレッシュして当日を迎えてはいかがでしょうか。 指先が整っていると気持ちも引き締まって、姿勢までしゃんとしますよね。

 

 

参考資料 大人ウエディングパーフェクトガイド/大泉書店 結婚準備まるごとナビ/高橋書店

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