つくり手の私が愛用中の結婚指輪。
家では外し、仕事中やお出かけの時には
いつも身に着けています。
今回、着用し始めてから6ヶ月が経過したタイミングで
職人へ仕上げ直しをお願いしました。
完成からメンテナンスが完了するまで、
指輪が生まれ変わる様子を
皆さんにご紹介したいと思います。
同じ時間を過ごした証
▽完成した当初の写真
素材はPt950
鏡面仕上げで制作しました。
▽6ヶ月着用した指輪
夫婦共に、キズがたくさん。
ツヤのあった表面が曇っていますね。
指輪はとても繊細なもの。
結婚指輪は着けている時間も長く、
気をつけていてもキズは入っていきます。
ですが、
このキズは同じ時間を過ごしてきた証でもあり、
オリジナルの加工が入っているようです。
シンプルに仕立てたからこそ、
楽しめる変化でもありますね。
生まれ変わった指輪で心機一転
それでは、
メンテナンスの前後を見比べてみましょう。
キズが跡形もなく消え、新品同様の仕上がりに。
ピカピカの指輪を着けた日は、
私自身もすっきりとした新鮮な気持ちと
薬指に指輪がある安心感で満たされました。
美しく輝く指輪が手元にあると気分も上げてくれますね。
これから刻んでいく思い出
これから何十年と着けていると、
またキズが入っていくことでしょう。
キズを残していくのか、お直しするのか
その時にまた考えたいと思います。
5年後、10年後、20年後、
2人にとっての節目に、綺麗にするのもいいですね。
ithでは職人がいつでも、いつまでも、
お二人の大切な指輪のメンテナンスを承ります。
気になることがあれば、つくり手にご相談くださいませ。
つくり手 馬場