2025.05.23 銀座

手仕事のぬくもりを大事に選んだ結婚指輪

いつの日か、駅の広告を見て

ithを知ってくださったという男性。

数年の時を経て、

お二人一緒に銀座アトリエを訪ねてくださりました。

〈自分らしさ〉を大切に

煌びやかなお店の佇まいや

宝石がゴージャスなデザインよりも、

手仕事のぬくもりが感じられる指輪の方が

自分たちらしく着けられそうとお話しくださいました。

 

はじめは自分たちで指輪を手作りすることも

検討されていたお二人でした。

 

しかしたくさんの指輪をご試着いただく中で、

ithの職人が生み出す、

細やかな手仕事を気に入ってくださりましたね。

デザイナーが在廊しないithでは、

デザイナーはお二人自身です。

 

お二人のこだわりが詰まった指輪を

プロの職人が、そこに込めた想いを汲み取りながら

丁寧に形にしていきます。

それぞれの自分らしさ

お二人が一番自分たちらしく着けられそうと感じたのは、
イエローゴールドのマット仕上げ。

 

その中で男性が選ばれたのは、

《ピアチェーレ》というシンプルな甲丸リングです。

そこへ柔らかに光を吸収してくれるマット加工を施しました。


素肌にすっと馴染み、

どんな瞬間もお手元に寄り添ってくれます。

女性は、より職人の手仕事を感じられる

表面仕上げがお好みでしたね。

 

気に入ってくださった《ピウマ》は、

羽毛をモチーフに、羽の一本一本を

手仕事で彫っていきます。

 

整った線の彫りではありますが、

機械の無機質さとは異なるあたたかみを

気に入ってくださりましたね。

内側にはお二人にとって

大切な場所を示す座標を刻印しました。

 

見えない部分にも繋がりを感じられる、

素敵なペアになりましたね。

指輪とのご対面

イエローゴールド×マットがお二人のお揃いのポイント。

 

共通点はありながらも

それぞれのこだわりも叶えた2本。

 

リングボックスに並べると、

お二人だけの特別なペアの完成です。

ふとお手元に意識が向いた時、

心を穏やかにさせてくれる。

 

そんなお二人のお守りのような

存在になってくれることを願っています。

つくり手 長利

 

 

銀座アトリエ

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