▽ 安心して身に着けられる指輪選びのために
同棲中の彼女に気づかぬよう、
タイミングを見計らって
プロポーズを計画する男性が
アトリエを訪ねてくださいました。
お相手の女性は
金属アレルギーをお持ちとのことで、
身に着けることができる金属素材が
限られているご様子。
この場で婚約指輪を決めてしまうよりも
ダイヤモンドや
プロポーズリングでお気持ちを伝えて、
女性がしっかり検査を受けてから
お身体に負担のない指輪を
改めて探されるのが安心です。
そうお伝えしたところ、
男性はプロポーズリングの
“marry me?”ring《クオレ》を
お選びくださいました。
“Will you marry me?”と刻印された
プロポーズリングは、
シルバー素材と
キュービックジルコニアでできた
本物そっくりの指輪で、
正式な婚約指輪は後日改めて
選び直すことができます。
“今日は相談に来て、本当によかった”
3時間かけて
アトリエへいらしてくださった男性の
プロポーズのお手伝いができて
とても嬉しかったです。
▽ 約半年ぶりの、お二人との再会
初めてお会いした秋の終わりから、
季節が巡って初夏の頃。
久々にお会いする男性が、
改めての婚約指輪と
お二人の結婚指輪を探しに
女性を連れて
アトリエを訪れてくださいました。
プロポーズの場所は、
たくさんの星が輝く場所だったそう。
お気に入りの婚約指輪《コスモ》も、
カーブラインに並ぶメレダイヤが
星を感じさせるデザインでしたね。
婚約指輪の内側には、
“ずっと一緒に”のメッセージを
刻み込みました。
▽ 一緒に身に着ける結婚指輪
さらにこの日は結婚指輪も。
お二人はお仕事柄、
控えめなデザインをお探しでした。
選ばれた結婚指輪《クローチェ》は、
重なり合うふたつの道がモチーフ。
お気に入りのポイントは、
カーブを感じさせるデザインと
ボリュームを抑えた
控えめな雰囲気でした。
婚約指輪も結婚指輪も、
右上がりに流れる
ダイヤモンドの配置で
統一感が生まれましたね。
内側の刻印は、
お二人のお名前です。
▽ プロポーズから始まった指輪選び
プロポーズの準備から始まり、
お二人のブライダルリングに
じっくり携わらせていただきました。
お二人でご一緒に選んだ
結婚指輪と婚約指輪は、
重ね着けがとても美しい組み合わせに。
体質に合う指輪を
安心して身につけていただけることも、
とても嬉しいです。
“クローチェの名前の通り、
二人で協力しながら
同じ道を歩んでいこうと思います”
素敵なメッセージをくださったお二人が、
ますますお幸せでありますように。