婚約指輪に個性を込めて
アトリエへいらしたお二人は、
はっきりとご要望をお持ちでした。
“ カーブのかかったリングフォルム ”
そして、
“ 個性を込めたい ”
というふたつのリクエストから
お二人の婚約指輪選びがスタートしました。
女性らしい柔らかさ
カーブフォルムの指輪の中でも、
センターに向かって下がる
U字のかたちががお気に入りに。
絞り込まれたデザインは、
どれもふっくら柔らかな
優しいムードのものばかりでした。
ひとつは、《フォルトゥナ》。
ダイヤモンドを留める爪が
ハートのピンクゴールドで仕上げられ、
サイドにはピンクのメレダイヤが輝きます。
そして、もうひとつは《ムーン》。
《フォルトゥナ》のリングアームは
上下からセンターダイヤを
抱えるようなかたちなのに対し、
《ムーン》のリングアームは
ダイヤがふわりと浮かべるようなかたち。
どちらもお好みに合う反面、
女性は決め手が見つかりませんでした。
“ 一緒に選ぶ ” という特別感
“ このゆるやかにカーブしたかたちが好き ”
そう仰ったのは、男性でした。
気に入ったのは《ムーン》のかたち。
ダイヤの配置が離れている点も
心の琴線に触れたようでした。
加えて、宝石をカラーストーンに
変更できるかどうか、
男性は質問をくださいました。
指輪の身に着けるのは女性のみですが、
男性もじっくりと
指輪選びに向き合ってくださいました。
桜色のダイヤモンド
小さなメレダイヤモンドは、
かわいらしい桜色です。
当初の候補は、誕生石である
ブルーのアクアマリンでしたが、
お似合いなのはピンク系のお色味。
“個性を指輪に込めたい”
というリクエストに合わせて
ピンクの宝石を探すことに。
一目でピンクだとはっきり分かり、
輝きが美しい
ピンクダイヤダイヤモンドを
選ばれました。
お名前に“ 桜” の文字を持つ女性に
ぴったりのセミオーダーです。
指輪の内側にはメッセージ
男性からのメッセージは、
“ これからもずっと ” という
特別なメッセージです。
“ Now and Foreve,K to A ”
イニシャルも添えて、
お二人だけの
婚約指輪が完成しました。
二人ならではの婚約指輪を
完成した婚約指輪は、
柔らかく優しい雰囲気。
女性らしく上品な
ご本人の個性を引き立たせます。
婚約指輪を実際に身に着けるのは
女性だけですが、
振り返ってみれば
男性からの質問やアドバイスが
指輪選びの決め手となりましたね。
着ける女性も、それを眺める男性も
この指輪を目にするたびに
幸せを実感できますように。