2018.07.03

共通点を大切にした絆を感じるマリッジリング

 

 

「地金はプラチナで、光沢があるリングにしたい」男性と、

「地金はゴールドで、マットなリングにしたい」女性。

 

それぞれお好みが真逆なお2人と、

どうやってお揃いの雰囲気があるリングにしていくか、

色々なリングをご試着しながらお話ししましたね。

 

はじめに、ご自分のお気に入りを見つけたのは女性でした。

 

 

 

 

 

Tsutime Aki《槌目 秋》という細やかな多面体のリングを、

小さい粒で縁取ったデザインがお好みでしたね。

 

リングを身につけた瞬間、

「これがかわいい!」と喜んでくださったことを思い出します。

 

リングの地金をイエローゴールドにすることで、

やわらかいナチュラルな雰囲気のあるリングになりました。

 

 

 

 

 

男性のリングは女性に合わせて、

小さい粒の縁取りをくわえて仕立てることに。

 

リングの表面は、男性がこれだけはゆずれないとおしゃっていた、

光沢でのお仕立てです。

 

地金は、ご希望だったプラチナで。

青白いシルバーのお色味が、貴金属ならではの重厚感を感じさせます。

 

 

 

 

 

リング正面はお2人で揃えて、飾り彫りを入れました。

 

地金や表面の仕上げが違っていても、

ところどころ同じ仕様にするだけで、

お揃いの雰囲気が、グッと高まります。

 

 

 

 

 

お2人だけの「特別」なリングが完成しましたね。

なんだか、お2人の関係性も現れているなと感じました。

 

 

これから歩まれていく日々の隣に、

ithのリングが寄り添えることを幸せに思います。

 

末永いお幸せを祈っています。

 

 



つくり手 / 平島 郁美



Male:結婚指輪ミルグレイン》/Pt900(プラチナ

Female:結婚指輪槌目秋》/Pt900(プラチナ)

 

柏アトリエ

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