▽ 主役は女性だとしても
婚約指輪は、
女性だけが身に着けるもの。
それと当時に、
お二人の結婚の約束に
かたちを与えるものでもあります。
着ける方と、贈る方。
お二人で選んだ思い出とともに
ひとつの婚約指輪をお仕立てしました。
▽ “日常”を意識した指輪選び
女性からいただいたのは、
“日常的に身に着けやすい指輪”
というご要望でした。
真っ先に女性が手に取られたのは、
さりげなくクラシカルな
Arrow《アロー》のデザイン。
ミルグレインの縁取りから
中心に向かってくぼみのついた、
婚約指輪には珍しいデザイン。
美術を学ばれていた女性は、直感を重視。
デザイン選びには
迷いがありませんでした。
▽ 男性のこだわりを添えて
デザインが決定すると、
“ダイヤモンドを大きめにしたい”
とおっしゃる男性。
お二人の出会いは学生時代に遡り、
男性もまた美術を学ばれたそうです。
上品で控えめなムードを大切に
バランスを見ながら選んだのは、
一回り大きめのダイヤモンド。
お二人のセンスが、
ひとつに重なりました。
“もう少し、婚約指輪らしく”
その言葉から、指輪に対する
男性の特別な思い入れが
ひしひしと伝わってきました。
▽ お二人で作り上げる婚約指輪
オーダーメイドに興味があり、
じっくりデザインを決めたいと
アトリエを訪れてくださったお二人。
一緒に選んで、決めて
特別な婚約指輪が仕上がりました。
目を引くけれど、目立ち過ぎない。
上品な華やかさが、
大人っぽいお二人の雰囲気を
そのままかたちにしたような仕上がりです。