「ithのブログで見かけた、
向日葵のモチーフの指輪が気になっています。」
そうお話しくださったのは、
プロポーズを控えた男性でした。
彼女へ贈る婚約指輪だからこそ、
好きなものやその人らしさが
伝わる特別なものにしたい。
そんなお気持ちを胸に、
表参道アトリエにお越しくださいました。
笑顔を思い浮かべながら考えたデザイン
お話を伺うと、
夏生まれの彼女が大好きなお花は向日葵。
いつも太陽のような笑顔で周りを明るく照らす、
あたたかな存在なのだそうです。
そんな彼女を思い浮かべながら、
「向日葵をモチーフにした指輪を贈りたい」と
ご相談くださいました。
もともと気になってくださっていた
デザインをベースに、
向日葵らしいイエローゴールドが
より美しく映えるよう、
花びらの印象を残しながら
全体をすっきりとしたデザインにいたしました。
普段から身に着けやすさも大切にしながら、
お二人だけの婚約指輪へと
かたちにしていきました。
向日葵が咲くダイヤモンド
さらに男性がこだわったのは、
指輪の中心で輝くダイヤモンドです。
「せっかくなら、
ダイヤモンドにも意味を込めたい。」
そんな想いからお選びいただいたのは、
花びらが広がる向日葵を思わせる
“向日葵ファセット”のダイヤモンド。
一般的なラウンドブリリアントカットとは
異なる表情を持ち、
光を受けるたびに、
まるで一輪の向日葵が咲いたような
輝きを見せてくれます。
そして、運命のように巡り合ったのが
0.314ct のダイヤモンド。
円周率「3.14」を連想させる数字には、
“終わりのない永遠”という願いを重ねました。
偶然出会えた一石にも、
お二人だけの意味が宿ります。
たった一輪の特別な花のようなデザイン
デザインがまとまったとき、
男性がこんなお話をしてくださいました。
「ひまわり畑に咲くたくさんの花の中で、
一輪だけ特別な花があるようにも見えますね。」
そのお言葉が
とても印象に残っています。
たくさんの向日葵が咲く景色の中でも、
自然と目を惹く一輪。
きっと男性にとって女性は、
そんな存在なのかなと
お話をお伺いなしながら密かに思っておりました。
アトリエで迎えたもう一つのプロポーズ
プロポーズでは、
まずダイヤモンドだけをお渡しし、
その後、お二人で完成した指輪を
迎えにご来訪くださいました。
アトリエで改めて想いを伝える時間。
「受け取ってくれますか?」
少し緊張した面持ちで、
そっと差し出された婚約指輪。
デザインもサプライズでおつくりをしていたので
女性はデザインをご覧になるのは、その日が初めてでした。
「こんな素敵な指輪を受け取っていいんですか。」
と、ゆっくりと言葉を返してくださいました。
お互いを見つめ合いながら交わされるやり取りは、
とても穏やかであたたかく、
お二人らしい時間が流れていました。
これからのお二人に大輪の笑顔が咲き続けますように
彼女を想い、
一つひとつ意味を重ねながらかたちになった婚約指輪。
向日葵のように明るく笑う彼女へ贈られた
唯一無二の一本は、
これからのお二人の人生にも、
やさしく寄り添い続けてくれることと思います。
そして、
お二人の入籍日は7月14日の「ひまわりの日」。
「本当は、気象衛星の『ひまわり1号』に
ちなんだ日なんだそうです。
でも僕たちにとっては、
やっぱり向日葵が大切なんです。」
少し照れくさそうに笑うお二人の表情が、
とても印象的でした。
今年の夏は、お二人でたくさんの向日葵を見に行かれるのでしょうか。
太陽に向かってまっすぐ咲く向日葵のように、
お二人らしい笑顔あふれる毎日が続きますように。
またお二人に会える日を楽しみにしています!
つくり手 松樹
-
婚約指輪 ジラソーレ
- K18YG (ゴールド)
- 鏡面
- 甲丸 ダイヤモンド