「結婚指輪」といえば、
皆さんはどんな指輪をイメージされますか?
実はシンプルでまっすぐな、
艶のある鏡面の質感のリングをイメージされることが多いようです。
でもお二人にとっては艶のある指輪は華やかすぎる。
「普段の服装とも合う、飾らない馴染むデザインがいい」
とお話しくださいましたね。
女性が偶然見つけてくださったithの指輪は《ミルグレイン》。
「アンティークな雰囲気の指輪でもいいんだ!」と
お二人の結婚指輪のイメージをガラリと変えました。
お二人にとっての結婚指輪らしさは
ストレートで落ち着いた質感であること。
そして、永く着けていくことを考えて
変色や耐久性も兼ね備えているプラチナで仕立てることでした。
ithの数ある質感の中で、
お二人のお手元に一番馴染んだものは《ロチア》。
使い込んだような温かみのあるマットな質感が
お二人の結婚指輪のイメージにぴったりと嵌りましたね。
そこへ、きっかけの指輪となった《ミルグレイン》に施されている
”ミル打ち”をお入れすることで
さらにお二人と指輪の関係が深まります。
これから何十年と身に着けていく中で
より一層お二人の面影が指輪に宿っていくことでしょう。
その過程もぜひ楽しんでいただけましたら幸いです。
結婚指輪がお二人に安らぎを与える存在となりますように。
つくり手 山本