「結婚指輪って、一生は身に着けないですよね？」
先日、お客様からこんな質問をいただきました。
結婚指輪は一生ものです。
生涯にわたり、ずっと身に着けていただくことができます。
ただ、年齢を重ねてライフスタイルやお好みが変わり
10周年や25周年などの節目のタイミングで
新しいものをお仕立てされる方もいらっしゃいます。
あとは、
「サイズが合わなくなってしまい
いつの間にか着けなくなってしまった」
というお声も、聞くことが多いです。
自分に合う指輪のサイズとは
実は、人の指のサイズは、日によって変化します。
結婚指輪が、初めて指輪を身に着けるタイミングだという方は特に
その変化に驚かれることも、少なくありません。
まず、季節の変化。
年間を通して考えると、一般的には夏が
冷房のあたり過ぎや、冷たい飲み物や食べ物が多くなり
水分を"出す”ことが滞る、浮腫みやすい季節と言われています。
冬にはちょうど良かった指輪が
夏にはキツくて入らなくなってしまったというご相談もあったりします。
人によっては、朝起きた時が一番浮腫んでいる。
反対に、朝より夕方の方が浮腫んでくるといった方もいらっしゃるため、
そういった変化も踏まえて判断する必要があります。
ただし、第二関節を簡単にすり抜けてしまうようであれば
紛失してしまう危険も高まるので、注意が必要です。
一生涯、身につけていただく為に
お子様の誕生や、長い結婚生活の中で体型も変化し
年齢と共に、指や関節も太くなってくるという方は多いと思います。
ithではお仕立ていただいた指輪を
一生涯、ずっと身に着けていただけるよう
サイズ直しを承っております。
サイズが合わなくなってしまった時は
いつでもお気軽に、アトリエへご相談ください。
ithの指輪がお二人のお手元に
一生涯寄り添い続けますように。
つくり手 庄形
