初めにアトリエにお越しいただいたときは、女性おひとりでした。
お二人でお休みを合わせることがなかなか難しく、
お忙しいお相手さまに代わって、ithや他のリングブランドを巡っていらっしゃいました。
ただ、お相手さまのお好みやご要望、ライフスタイルに至るまでご存知でいらっしゃったので
指輪探しのお話が非常にスムーズだったことを覚えています。
後日お二人で指輪探しをすることを想定し、たっぷり作戦会議をしました。
初めのご来訪から少し経って、次はお相手さまとお二人で一緒にアトリエへお越しくださいました。
前回お好みだったデザインやお考えを振り返り。
女性が気に入っていたデザインは、男性にも気に入っていただけました。
この時点での選択肢は二つ。
どちらもカーブのデザインで、一つはU字カーブ、もう一つはウェーブカーブのものでした。
お二人で順番に着け比べていただきます。
どちらも着け心地やお手元へのフィット感にこだわって作ったコレクションでしたが、
着用した状態を見たときにお互いに一番似合っていると思ったのは《レガート》というコレクションでした。
《レガート》は石留めがないコレクションです。
ずっとダイヤモンドを留めたデザインで検討されていた女性のご希望で
アレンジとしてダイヤモンドを5pc追加しました。
ダイヤモンドは、個数や位置、留め方にも細部までご要望を反映。
シンプルでありながらも、さりげない華やかさがプラスされた仕上がりになりました。
じっくり時間をかけて悩み、お二人のこだわりをたっぷり込めた仕上がりに、
ご納品時は非常に喜んでいただけた様子でした。