婚約指輪こそ自分らしく、カラーストーンで特別な意味を込めてオーダーメイド

新型コロナに見舞われた2020年を機に、日常の“当たり前”が見直され、結婚準備も旧来のスタイルから随分と多様化が進んできました。結婚式の在り方の変化やフォトウエディングの台頭が進む中、結婚指輪・婚約指輪選びにおいても、これまでにない新しい流れが生まれています。

例えば婚約指輪。近年は購入しないカップルも増え続けていましたが、コロナを機にオーダー数を盛り返しています。結婚の実感と自分たちらしさを求め、慣習に囚われずのびのびと結婚指輪・婚約指輪選びを楽しまれるカップルが増えたのは素敵なことですね。

色石選びやセッティングで、婚約指輪が世界にひとつの仕上がりに。これまでにithで制作したカラーストーンが印象的な特別なデザイン婚約指輪ををご紹介いたします。

カラーストーンが主役の個性豊かな婚約指輪

色彩にはそれぞれ特徴があり、見た目のイメージはもちろん、心理的にも影響を及ぼします。カラフルなデザインには、パッと心を明るくしてくれる作用も。指輪を目にするたびに、ハッピームードが高まれば嬉しいですよね。また、リラックスや心の安定を望む方は、穏やかな色で気持ちを和ませてはいかがでしょうか。


花咲く7色のカラーストーン

 

7色の色石が輝く婚約指輪は、ルビーを中心に、ピンクトルマリン・ブルーサファイヤ・オレンジファイヤ・タンザナイト・アメジスト・エメラルドの花びらで取り巻いたデザイン。お母様の指輪のから着想を得た思い入れの深いデザインです。

 


かわいらしさだけでなく、大人の女性らしい上品さも大切に。石留めの爪や全体のバランスを見極めつつ、石座のデザインに工夫を凝らしてスマートなシルエットも両立させました。

 

ペリドットのとろみのある輝き

婚約指輪《オーンダ》をベースに、5種類のカラーストンをあしらった婚約指輪。左から、ピンクトルマリン・ラピスラズリ、そしてセンターのペリドットに、オパール・ピンクサファイアをお留めしています。これらの宝石のチョイスは、指輪に特別な意味を込める“アクロスティックリング” としてお二人が選んだものです。

 

ラピスラズリとオパールは、光沢と模様を引き出すカボション・カットでつるりと磨き上げています。カッティングの異なる宝石との組み合せが、主役であるペリドット特有のしっとりとした輝きが際立ちました。

カラーストーンも、カット・色合い・質感の違いと組み合わせで、ぐっと落ち着いた印象を作り上げることができます。

サファイア × ダイヤモンド

こちらの指輪は、ブルーとグリーンが好きな女性からのオーダー。大好きな色を取り入れるため、深みのあるブルーサファイアが主役の指輪をお仕立てしました。

 

 

高さを抑えたデザインと、サファイアを包み込む石座のセッティングは、着けたときの安心感が魅力です。冴えたブルーに自然と目が奪われる婚約指輪が完成しました。

 

ダイヤモンドを主役に、サイドメレとして色石を

センターストーンを引き立てる脇石として、カラーストーンをプラスすることもできます。ダイヤモンドも好きだけど、もう少し個性も含めたいという方は、引き立て役として色石を選ぶとしっくりくるかもしれません。

エメラルド × ルビー × ダイヤモンド

こちらのデザインはイタリアンカラー…ではなく、女性のご趣味に沿った配色されたもの。長年ご贔屓のアニメキャラクターがいらして、そのイメージカラーを取り入れたいとご相談くださいました。

 

 

ルビーもエメラルドも発色が鮮やかな宝石なので、女性も取り入れるかどうか決断を少し躊躇されていました。そんな彼女を後押ししたのが、パートナーである男性でしたね。

“本当に納得のいくものを贈りたい” という想いを受け、女性も決心することができました。自分の好きなものをデザインに取り入れたことで、婚約指輪への思いやりがぐっと深まりましたね。

 

ルビー × アクアマリン × ダイヤモンド

“いかにも婚約指輪らしいデザインではなく、ちょっと変わった感じ” というご希望から生まれた、アンティークムードの婚約指輪です。

 

 

ルビーとアクアマリンはお二人の誕生石です。7月生まれの女性のルビーと、3月生まれの男性のアクアマリンを交互にあしらうことで、お二人の指輪としての意味合いが深まりました。

ルビーは古くから“勝利を呼ぶ石” と呼ばれ、危機から持ち主の身を守り、勝利へ導くパワーがあるとされてきました。邪気を払い、お二人の結婚生活に幸福をもたらしてくれますように。

 

オーダーメイドだから叶う、二人らしい色石の加減

婚約指輪 = ダイヤモンドのイメージは根強いものの、カラーストーンは近年注目を集め、婚約指輪の選択肢としても挙がるようになりました。誕生石や星座に合わせた宝石を、ご自身のお守りのように身に着ける方も多いですよね。

> 誕生石の詳細はこちら

 

オーダーメイドの良さは、色石とデザインを好みに合わせて組み合わせられることです。例えば、“タンザナイトを指輪に留めたい”というオーダーのような、宝石が起点のデザイン選びも柔軟にサポートいたします。

結婚指輪はずっと憧れてきたハイブランドやベーシックなデザインを選ばれた上で、婚約指輪こそ色石に個性やこだわりを込めてオーダーメイドしたい。そんなリクエストも大歓迎です。お手持ちの結婚指輪と重ね着けができるよう、デザイン調整も承りますので、お気軽にithのアトリエへご相談ください。

 

《参考ページ》

・ithの婚約指輪はこちら

・オーダーメイドについて

・ithのオンライン相談

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