キリッとした表情を見せる、“和彫り”のリング。
お二人は、この“和彫り”に興味を持たれ、
ithのアトリエへお越しくださいました。
「他ではあまり見ないリングだと思って」
そうおっしゃってくださった通り、
“和彫り”の彫りを彫れる職人も、
今は日本に数えきれるほど。
“和彫り”は、平安時代から、
長く受け継がれてきた、日本の伝統技法です。
彫りの模様は、月桂樹をモチーフに。
“和彫り”のキリッとした深い彫りが、
月桂樹の柔らかな葉のラインで、
優しいまとまりをみせます。
他のリングもご試着しましたが、
お二人は、この“エルバ”に一目惚れでしたね。
内側の文字は、お二人だけの言葉にして、
ご入籍月、6月の誕生石を留めました。
表面だけではなく、
内側もお揃いにすることで、
さらに、お二人だけの想いが宿る結婚指輪に。
「理想の指輪になった。」
ご納品の時、そう言っていただけたことが、
つくり手として、この上ない幸せです。
お二人の心と心を繋ぐ、
たった一つのリングとなっていきますように。
またいつでも、アトリエへお越しくださいね。
つくり手 / 平島